1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「かるた」の語源は日本語ではない! どの国のどんな意味の言葉?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年1月1日 21時45分

「かるた」の語源は日本語ではない! どの国のどんな意味の言葉?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月26日放送分のテーマは「かるた」です。

※画像はイメージです

「かるた」とは、読み札と絵札に分かれた2種類の札を使って遊ぶ、一種のカードゲームです。そんなかるたの始まりは、「貝覆い」と呼ばれる平安時代の貴族の遊びと言われています。

二枚貝のハマグリを使った遊びで、外した貝殻のなかからもう片方の貝殻を探し出すというものです。ハマグリの貝殻の大きさや形には同じものがないので、こういった遊びが生まれたと言われています。

その後は、貝殻の内側に和歌や絵を描き、それに合ったもう片方の貝殻を探し出す遊びへと発展していきます。例えば、和歌なら「上の句」と「下の句」が描かれている貝殻同士を探し出すというものです。

こうした「貝覆い」などの合わせ遊びの一方で、16世紀にはポルトガルから「carta(カルタ)」と呼ばれるカードゲームが伝わってきました。「carta」はポルトガル語で「四角い紙」や「カード」という意味で、やがて「南蛮カルタ」の名前で当時の人々に受け入れられていきます。

やがて、ポルトガルの「南蛮カルタ」と日本の合わせ遊びが融合し、国産の新しいかるたがつくられました。当時の元号である「天正(てんしょう)」にちなみ、「天正カルタ」と呼ばれています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください