「防衛増税前に衆院解散必要」萩生田氏が発言 「本音とは思えない。ただし、自ら首相を目指すつもりなら……」辛坊治郎が持論を展開
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年12月26日 18時5分
キャスターの辛坊治郎が12月26日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。自民党の萩生田光一政調会長が、防衛費増額に伴う増税の前に衆院を解散して国民に信を問う必要があるとの認識を示したことについて、「本音とは思えない。ただし、自ら首相を目指すつもりなら本音の可能性も」と持論を展開した。
自民党の萩生田光一政調会長が25日、出演したテレビ番組の中で、防衛費増額に伴う増税の前に衆院を解散して国民に信を問う必要があるとの認識を示した。
辛坊)ものすごくきな臭い発言ですね。「どこまで本気なのだろうか」という感じがします。
現状では既に防衛費の増額は決まっています。ただし、岸田政権としては、すぐに増税すると自分たちの人気に響きますから、「2024年以降に増税する」と言っています。これを「24年度」と解釈すると、来年の今頃には24年度予算が審議され、防衛費を賄うための増税が顕在化することになります。
一方、来年は春に統一地方選はありますが、衆院の解散がなければ国政選挙は基本的にありません。衆院では今、与党の自民党が大きな勢力を持っていますから、選挙で勝てると思わなければ解散はしません。増税を前提に解散しても、選挙で負けるに決まっていますからね。ですから、萩生田氏の発言は本音とは思えません。
ただし、本音である可能性があるとしたら、それは萩生田氏が自ら首相を目指すつもりがある場合です。増税を争点にして衆院を解散したら、与党は必ず選挙に負けます。すると、政権交代が見えてくるわけですね。つまり、岸田文雄首相が辞めると、「ポスト岸田」の人たちにしてみれば、増税の責任は岸田政権に押し付けて禊をしたうえで、真っ白な形で次の政権を担えることになります。萩生田氏も次の首相候補の1人に名を連ねていますから、今回の発言はきな臭いと感じるのです。
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