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須﨑優衣、五輪連覇へかける思い「金メダルを取った瞬間、次を目指していた」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年1月9日 11時0分

須﨑優衣、五輪連覇へかける思い「金メダルを取った瞬間、次を目指していた」

1月8日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送。女子レスリング・須﨑優衣が出演。金メダルを獲得した東京オリンピックを振り返った。

一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。須﨑は、高校3年生の時に世界選手権で初優勝、2018年に世界選手権連覇を達成。2021年東京オリンピックで、女子フリースタイル50キロ級で金メダルを獲得した。今回番組では、集大成で臨んだ東京オリンピックで、「もう1度この景色が見たい」とパリオリンピックへの挑戦を決めたと語った。

須﨑優衣

金子:(東京オリンピックは)集大成で臨んだと仰いました。その集大成を最高の形で締めくくることができた。次っていう意識が芽生えてきたのはいつ頃なんですか?

須﨑:決勝戦が終わった直後です。

金子:どんなふうに出てきたんですか?

須﨑:集大成のつもりで挑んでいて、もうここで金メダルを取れたら辞めても良いって思っていて。

金子:……という意味ですよね! 集大成って。

須﨑:そうです。東京オリンピックまでの道もすごく険しく、厳しかったので。「東京オリンピックにすべてをかけよう」と思っていたので。本当に集大成だと思っていて。大会に出て、決勝戦で勝って金メダルを獲得できた瞬間には「もう1度この景色が見たい」って、もうその瞬間には、次のパリも目指すって決めました。

金子:集大成のはずが次へのステップになっちゃったわけですね。その瞬間。

須﨑:そうです。自分でも驚きました。まさかこんな気持ちになるとは……。

金子:須﨑さんって、国際大会で負けたことあるんですか?

須﨑:国際大会で負けたことはないです。

金子:うわー! 全勝?!

須﨑:中学校3年生から世界選手権、カテゴリーはU15とかなんですけど。15歳から世界ではじめて、今までずっと勝ち続けています。

金子:国内を勝ち抜く方が大変?

須﨑:そうですね。やっぱり日本はレベルが高いので。

金子:でも首尾よく目標を達成することができたら、今度は超満員のお客さんの中での試合が待っています。

須﨑:あの最高の景色がまた見たいって思ったのと、もう1つは満員のお客さんの中で、家族や応援、支えてくださる方々に見守られながら金メダルを獲得する瞬間を、直接お届けしたいっていう気持ちで、もう1度目指すことを決めたので。絶対に達成したい目標です。

金子達仁

リスナーからの質問で、「試合の前に怖さを感じることはありますか?」と聞かれた須﨑。「オリンピックを目指す前は、もう怖さはなかった」と前置きをした上で、「試合の前は不安で怖くて、一人で泣いたこともありましたね」と答えた。その場合、何が不安なのかを具体化し、その解決策を考えてノートに書き出すという。そうすることで、不安を自信に変えて乗り越えてきたと語った。対談を終えた金子は、「レスリングの巨人であると同時に知識・知恵の巨人ですね」と須﨑のスマートな考え方に衝撃を受けた様子だった。

 

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