市場の99%が予測している、FRBの0.25%の利上げは本当か 経済アナリストが警告
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年2月1日 13時0分
![市場の99%が予測している、FRBの0.25%の利上げは本当か 経済アナリストが警告](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/nipponhoso/nipponhoso_415524_0-small.jpg)
米連邦準備制度理事会(FRB)本部(アメリカ・ワシントン)
経済アナリストのジョセフ・クラフトが1月31日(火)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。今週発表されるFRBの金融政策について語った。
![](https://news.1242.com/wp-content/uploads/2021/07/jpp036825757RS.jpg)
米連邦準備制度理事会(FRB)本部(アメリカ・ワシントン)=2021年1月27日 EPA=時事 写真提供:時事通信
FRB=アメリカ連邦準備制度理事会は1月31日と2月1日の両日、FOMC=連邦公開市場委員会を開き、金融政策を決める。およそ40年ぶりの高インフレが峠を越えたとの見方が強まる中、利上げ幅を前回の0.5%から0.25%へ一段と縮小する見通し。ジョセフ・クラフトは、最近のアメリカ市場の株高について「金融市場の予測として2月1日に発表される利上げ幅が減速するとの期待の表れ」と分析した。
また「市場の期待と、FRBが示している数字に乖離が生じている。FRBは政策金利について、5.125%まで上げて、年内はそれを据え置きたいという見通しを示しているにも関わらず、市場は来年1月までに3回の利下げを織り込んでいる。こんなことはよほどの景気後退にならない限りはありえない。この乖離がどこまで縮んでいくのかが、今後の焦点」と指摘した。
さらに2月1日の利上げ幅について「市場の99%が0.25%の利上げと思っていることは危険」と警鐘を鳴らした。「週末のウォールストリートジャーナルの観測記事ではFOMC内においてインフレの粘着性(※インフレ率が思ったほど下がってくれないこと)。あるいはインフレの再熱を危惧している動きがあると書かれていた。市場の予測通り0.25%の利上げでも、FRBのパウエル議長はタカ派なコメントをして市場の楽観ムードをけん制するはず。あるいは市場の予測に反して0.5%の可能性も排除できない」と述べた。
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