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マーシャルアーティスト・村岡友憲 その生き様は“リアルジャッキー・チェン?”

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年2月6日 11時59分

マーシャルアーティスト・村岡友憲 その生き様は“リアルジャッキー・チェン?”

2月3日(金)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週金曜21:00~21:30)が放送。

ゲストはマーシャルアーティスト・村岡友憲。1986年埼玉県生まれ。幼い頃からジャッキー・チェンに憧れ、20歳でプロスタントマン事務所に所属し、現在はフリーとして活動中だ。エクストリームマーシャルアーツ全日本大会クリエイティブ部門で2年連続優勝、あの「シルク・ドゥ・ソレイユ」から出演オファーが届いたこともあるなど輝かしい経歴を持つ。

村岡が専門とするエクストリームマーシャルアーツは空手を発祥とする見た目の派手さ、綺麗さ、迫力と、技の難易度と完成度等が重要なフリースタイル演武。

国内外で活躍する村岡だが、2018年には豪華客船内で8か月間パフォーマンスを披露していたことがある。

村岡:アメリカの、当時世界最大で高さが17階建ての船で。

青木:えっ?船で17階って?

村岡:そこでウォーターショーがありまして、マーシャルアーティストとして合格しました。

青木:17階って、もうマンションですよね?

村岡:動くマンションという感じのところに1人で行って8ヶ月間、カリブ海、地中海を周遊していました。

青木:普段されている場所と違うじゃないですか、船の上って。どんなに大きくても波で揺れることとかもあったりしましたか?

村岡:ウォーターショー自体が初めてで。水を吸っちゃうんで、衣装とかが。だからとにかく筋肉の負担がすごく強いのと、それは何とか頑張れたんですけどおっしゃるとおり、船が揺れるんですよね。もう揺れちゃうと何もできないんですよ。

類まれな経験を持つ村岡が今回、憧れのジャッキー・チェンへの想いとともにとっておきのエピソードも披露してくれた。

村岡:名古屋で公演をやっていた時があって、その日中に(豪華客船の)準備で都内に行かないと行けなかったんですね。終電ギリギリで東京の家に着く予定だったんですけど、満員電車だったんですよ。もうすごい満員で、後ろになんかケンカしているなあ、サラリーマンと若い方が、うわーっと思って。

青木:ああ…

村岡:次で降りなくちゃいけないのに、そこを通らなくてはいけない。どうしようかと思ったんですけど、ジャッキー・チェンに憧れていた俺は助けるしかないなと思って。終電に乗り換えなきゃいけないのにやべえ、どうしよう、もう…!って。気が付いたらマーシャルアーツの動作を利用して、暴れている人を止めて、押さえて。駅員さんを呼んで、サラリーマンさんが落とした眼鏡もしっかり拾ってこちらにいますので!と言いながら終電に間に合った、と。

青木:押さえた後に(乗り換え先の電車に)走って行ったってことですね?

村岡:そう。そういうことがあって、ジャッキー・チェン好きで良かったな、と思いました。

青木:周りで見ていた人は何者?ってなったでしょうね。

また、アクションひとすじに生きてきたと思える村岡だが、実は高校時代は将棋部という一面も持つ。県大会にも出場するほどの腕前だったという意外なエピソードも語った。

 

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