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一連の広域強盗事件の背景にある「国際犯罪シンジケート」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年2月7日 11時30分

一連の広域強盗事件の背景にある「国際犯罪シンジケート」

ジャーナリストの須田慎一郎が2月6日(月)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。について語った。全国で相次いでいる一連の広域強盗事件の背景について言及した。

<ルフィグループ2人逮捕へ>フィリピン・マニラの国際空港で、強制送還のため航空機に乗せられる今村磨人容疑者(右)=2023年2月7日(共同)

全国で相次いでいる一連の広域強盗事件については、指示役の疑いがあり、フィリピンの入管施設に収容されている日本人4人について、日本政府がフィリピンに身柄の引き渡しを要求、7日に2人の身柄が引き渡された。

この一連の事件について、須田は、「事件の背景には国境をまたぐ国際犯罪シンジケートがある」と指摘。そして、“ルフィ”を名乗る人物とされる渡邊優樹容疑者について、「特殊詐欺や強盗事件ではリーダー役を担っていたかもしれないが、組織のトップではない。この組織は銃器の売買や薬物の取引なども行っていて、渡邊容疑者はその一端、氷山の一角に過ぎない。当然、日本の警察もそのことを把握しているので、全容解明に動き出すと思うが、4人が供述に応じるかといえば、その点は、おそらく完全黙秘になるのではないか」と話した。

また、須田は暴力団員のマフィア化にも言及。「暴力団対策法や暴力団排除条例によって、国内の暴力団組織については封じ込めが成功しつつあり、暴力団組員の数も激減の一途をたどっている。しかし、その一方で、形の上は一般人だが、やっていることは暴力団組員と同じという、マフィアのような存在が出てきている」と指摘。そして、「マフィアとして地下に潜るだけでなく、ある意味、海外の腐敗した官僚組織を利用することによって、彼らの存在はさらに国境を超えていくことになる」と、国際犯罪に広がる現状についてコメントした。

須田は、「国内で犯罪を犯しても、国際的に資金が行き来しないと犯罪組織としては意味がない。そこでポイントになってくるのが資金の中継地点。香港が中継地点になっている可能性があるので、その辺りも明らかにしないと全容は見えてこない」と、今回の一連の事件について話した。

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