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EU2035年ガソリン車禁止「日本政府の対応はおそろしく遅い」辛坊治郎、EVの普及を阻む日本の規制に警鐘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年2月17日 13時25分

EU2035年ガソリン車禁止「日本政府の対応はおそろしく遅い」辛坊治郎、EVの普及を阻む日本の規制に警鐘

辛坊治郎が2月16日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。日本で電気自動車(EV)の普及を阻む法規制について言及、政府対応の遅さを批判した。

欧州議会  Dušan CvetanovićによるPixabayからの画像

欧州連合(EU)欧州議会は14日、域内でガソリン車やディーゼル車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車の新車販売を、2035年までに事実上禁止する法案を採択した。今後、EU各国の正式承認を経て法制化される。これにより、電気自動車(EV)へのシフトが加速するとみられ、日本メーカーへの影響が懸念されている。

現在、日本の新車販売台数に占めるEVの割合は約1%。EUの約9%やアメリカの約3%、中国の約11%と比べて低い。この現状について辛坊は、「なんで日本でそんなに普及しないかというと、充電するところがないんです。充電設備を作ってこなかったというのは、経済産業省とその判断を後押しした日本の大自動車メーカーの責任だと思う。充電インフラがまったく整っていない」と指摘。

「ひどい話で、最近条件が緩和されたが、(中略)数年前までガソリンスタンドに電気自動車用の充電システムを作ることは禁止になっていた。ガソリンと高圧の電気を一緒にすると危ないからという。今は規制緩和されて置けるようになったが、その規制いる?っていう話」と持論を述べた。

また、本格的なEV普及には、急速充電設備の充実が欠かせないが、「日本は法規制でがんじがらめになっていて、一定以上のボルテージ(電圧)だと、設置しちゃダメという場所が山ほどある。普通の国なら、その辺でいくらでも一瞬でチャージできるよというシステムが続々整いつつあるから(EVが)普及し始めている。日本はその充電設備が色んな法規制で設置すらできない」と解説。

「今こそ政治とお役所が正念を決めて、未来に向けて準備しなきゃいけないのに、日本政府の対応はおそろしく遅い」と批判した。

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