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出生数80万人割れは「いろんなシステムが全部ぶっ壊れる数字に近い」辛坊治郎が警鐘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年3月6日 12時15分

出生数80万人割れは「いろんなシステムが全部ぶっ壊れる数字に近い」辛坊治郎が警鐘

辛坊治郎が3月1日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。厚生労働省が発表した国内の出生数が80万人を割ったことについて「色んなシステムが全部ぶっ壊れる」数字に限りなく近いと危機感をあらわにした。

※イメージ

厚生労働省は2月28日、2022年の人口動態統計の速報値を公表。年間の出生数は79万9728人で、前年と比べ4万3169人減少した。1899年の統計開始以来、はじめて80万人を割り込み、過去最少となった。

国は定期的に将来の出生数、死亡数などを推計することで推計人口を出しており、「だいたいこの位になるんじゃないの」という中位推計と、「人口が増えだしらこの位あがるよね」という高位推計、「最悪の場合はこの位下回っちゃうよね」という低位推計の3つがある。

辛坊によると、年金制度などの社会保障システムは中位推計をもとに設計されているものが多いという。今を生きる現役世代が、今を生きる年金受給者を支える日本の年金制度は「賦課方式」と呼ばれ、現役世代の人口が減るとおのずと制度が成り立たなくなる。

辛坊は、今回発表された出生数について、年金制度のベースになっている中位推計の水準を「大きく下回って、低位推計と言って『ここまで人口が減ると色んなシステムが全部ぶっ壊れるよね』という予測の数字に限りなく近い」と指摘。「危機感が政治も足りないし、国民も足りない。今みたいな、ちょっとずつ児童手当増やしましょうとか、もう10年、20年やってきたけど全然効かなかった。もっと抜本的なことを考えないと状況は変わらない」と危機感をあらわにした。

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