中国の日本人拘束を「外交交渉のカードに。ひどいやり口だ」辛坊治郎が憤慨

キャスターの辛坊治郎が4月3日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。中国がアステラス製薬の日本人幹部を「刑法と反スパイ法に違反した疑い」（中国外務省報道官）で拘束したことについて、「中国は外交交渉のカードとして日本人を拘束した。ひどいやり口だ」と憤慨した。

22.03.2023 Chinese President Xi Jinping attends a departure ceremony following a three-day state visit to Russia at Vnukovo International Airport in Moscow, Russia. Aleksey Nikolskyi / Sputnik、共同通信イメージズ

林芳正外相が2日、中国の秦剛国務委員兼外相と会談し、拘束されたアステラス製薬の日本人幹部の早期解放を求めた。中国側は「法に基づき処理する」と強調し、双方の主張は平行線に終わった。

辛坊）中国のやり口は、ひどいです。要するに、中国は日本との外交交渉のカードとして、日本人を拘束したわけです。しかも、ある日突然、理由もよく分からずに拘束しました。拘束した日本人を日本に返すも返さないも、中国の腹ひとつです。中国の反スパイ法には死刑もありますから、日本としてはどうしても中国の顔色を見ながらの交渉にならざるを得ません。