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中国空母の台湾接近は、蔡英文総統の訪米に「かんすけに怒った結果」 辛坊治郎が分析

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年4月9日 22時23分

中国空母の台湾接近は、蔡英文総統の訪米に「かんすけに怒った結果」 辛坊治郎が分析

辛坊治郎が4月6日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。中国軍の空母「山東」が台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過したニュースについて、台湾・蔡英文総統の訪米との関連性を解説した。

米ロサンゼルス郊外での会談後、記者会見した台湾の蔡英文総統(左)とマッカーシー下院議長=2023年4月5日(ゲッティ=共同)

台湾国防部によると、中国軍の空母「山東」が台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過した。「山東」は中国初の国産空母で、台湾国防部は、この空母が西太平洋で訓練を行うのは初だとしている。ほかの軍艦や軍用機も台湾周辺海域を通過しており、台湾国防部は「外圧に邪魔されることはない」と強調した。一方、中国外務省は蔡英文総統と米マッカーシー下院議長の会談を「共謀行為」と非難、主権を守ると表明した。

このニュースについて辛坊は、蔡英文総統の訪米を「名目上は、中南米の2カ国行きますよと。その行きと帰りに、アメリカを経由するんで、それも首都ワシントンは(中国を)刺激し過ぎるから、首都じゃなくて行きではニューヨークに寄って、帰りは西海岸に寄りますよと。単に経由地として寄りますよっていう表向きなんだけど、本音はアメリカへ行く言い訳づくりに中南米に行きました」と解説。ただ、中南米も近年「非常に重要」だと指摘。もともと「アメリカの庭先みたなところ」だったが、左派を中心とする権威主義体制の政権が相次いで誕生。政治思想が近いロシアや中国との結びつきを強める国が増えつつあるなかで、「残っている国を、行っておさえておこう」という狙いもあったと述べた。

また、前下院議長が訪台して会談した際、中国が猛反発した経緯もあり、「同じ蔡英文と会うのでも、台湾に行って会うと(中国を)刺激するから、蔡英文が中南米歴訪の途中に寄るから会いますという建て付けにした方が、刺激が少ないだろう」という「結構な外交配慮」をしたと言及。「それでも中国がかんすけに怒った」結果が、今回の空母通過だと語った。

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