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元関脇・豊ノ島が引退を考えた時 「新十両になったときよりも泣きましたね」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年4月10日 11時0分

元関脇・豊ノ島が引退を考えた時 「新十両になったときよりも泣きましたね」

4月9日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送。大相撲元関脇・豊ノ島が出演。引退を考えた時の話を明かした。


一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。豊ノ島は、170cm前後の身長ながら差し身の良さと鋭い投げを生かし、 三賞を10度受賞。 2020年に現役引退、井筒親方として後進の指導にあたり、2023年1月に退職し、タレントに転身した。今回番組では、引退を考えた時に、娘の言葉で思い直した出来事があったと語った。

豊ノ島

豊ノ島:(怪我をして、幕下に陥落することが決まったのが)名古屋場所の時だったんですけど、家族が東京から来て、家族でもう涙しながらですね。結局、(十両に)戻るまで、2年ちょっとかかって。その間も、戻りかけたら、肉離れしてまた下がって……それが2回ぐらいあったので、本当に「もう辞めようかな」っていうのもあったんですけど。1度、師匠には「引退します」って言ったんですよ。

金子:え……。

豊ノ島:大好きな相撲なのに、上手くいかな過ぎて、相撲が嫌いになりそうで。相撲が嫌いになるぐらいだったら、もう、ちょっとやりたくないっていう……。その時は、妻も「分かった」っていう感じで。で、師匠に電話して「すみません、この場所で……」って言って、家に帰って。本当、その日。当時4歳の娘が自分のところに来て、「絶対相撲を辞めないでね」って言ったんですよ。

金子:うわ……。

豊ノ島:本当、その日に言われて。で、自分もそういう風な感じを出してしまっていたかなって。娘がそれで勘づいちゃったのかなと思って。そうやって言われたら、「分かったよ。もうちょっと頑張ろうね。」っていう話をして。もう1回頑張ろうって。
師匠にも、「ちょっとすみません。やっぱりもうちょっと頑張らせてください」って言って、なんとか戻れたっていう。その時は、やっぱり、めちゃくちゃ泣きましたね。新十両の時よりも、相撲界に入って1番泣いたかもしれない。

金子:4歳の娘さん……。

豊ノ島:そうですね。そういう意味では、娘のその言葉なかったら、多分、その時に辞めていましたからね。

金子達仁

その他、入門の第2検査(体格が基準に満たない人が受ける検査)で行われた体力検査で、当時120kgの身体の豊ノ島が、50mを7秒後半で走ったという話に、驚きの声が上がる場面もあった。対談を終えた金子は、「タレントとして、引く手あまただったんだろうなと容易に想像がつく」と言った。

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