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「オワハラ」防止を国が企業に要請も「企業側がどこまで本気で取り組むのかは疑問」辛坊治郎が指摘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年4月12日 19時40分

「オワハラ」防止を国が企業に要請も「企業側がどこまで本気で取り組むのかは疑問」辛坊治郎が指摘

辛坊治郎が4月11日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。政府が経団連と日本商工会議所に対し、内々定を出した学生に、正式な内定前に他社への就職活動を終わらせるよう迫る「オワハラ」を防止するよう要請したニュースを取り上げ、自身が就職活動をしていた時代背景との違いや実効性について語った。

※イメージ

政府は10日、企業が内々定を出した学生に対し、正式な内定前に他社への就職活動を終わらせるよう迫る「オワハラ」を防止するよう、経団連と日本商工会議所に要請した。

このニュースに触れた辛坊は、自身が就職活動をしていた1980年頃の就活“常識”を明かした。辛坊によると「我々のころは、基本的にそういう言葉はなくて、逆に、ひとつ内定をもらいながら他の会社を受けに行くというのは、頑張っている他の学生に迷惑だから、そういうのはマナー違反だから、しちゃいけないよねというのが一般的」だったという。「だから、内定断っちゃったとか、内々定を蹴っちゃったとかみたいな話は、しずらいところがあった」と語り、「内定を断るという行為自体が、社会的に指弾される可能性があった」と当時を振り返った。

辛坊自身も、読売テレビから正式な内定をもらう前に、某有名商事会社から内々定をもらっていたが「ご辞退を申し上げに行った」と言い、当時は内定を断りに行くと「頭からラーメンをかけられる」とのうわさが飛び交うほど、「内定を断るというのは恐ろしいもの」だったと語った。

その後、バブル全盛期のころには、内定を出した学生に他社を受けに行かせなくするため、ハワイなど海外へ連れ出すなどの“囲い込み”があったとも指摘。「やっぱり職業選択の自由に反するのではないか、そういうことは企業は制限できないだろうという話になってきた」と、時代背景の移り変わりについて言及した。ただ、「就職解禁日」が多くの企業で守られていない現状を挙げ、「オワハラ」防止も企業側がどこまで本気で取り組むのかは疑問だと付け加えた。

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