カンニング竹山「俺が一番苦情が来たから」『ナイトスクープ』探偵入局の裏側を語る

4月17日（月）、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ　ザ・ラジオショー」（ニッポン放送・毎週月曜～木曜　13時～15時30分）が放送。ゲストに登場したカンニング竹山がレギュラーを務める「探偵！ナイトスクープ」（ABCテレビ）について語った。

カンニング竹山

竹山が18年間レギュラー出演している番組「探偵！ナイトスクープ」について、その出演が決定した経緯と意外な裏話を明かした。

竹山：最初、「探偵ナイトスクープ」が決まる時にマネージャーが断ろうとしたからね。

塙：そうですか！ スケジュール的に？

竹山：マネージャーが「探偵ナイトスクープ」知らなかったのよ。埼玉の人間だったから見た事なかったのよ！

塙：見た事なかったんだ！

竹山：最初は（即レギュラーで）決まりじゃなくて、何人かで「お試し探偵」っていうオーディションをやることになってロケに行って、その中から一人だけレギュラーの探偵が選ばれる事になったんだよ。

塙：そんなオーディションみたいな事やったんですか！

竹山：そうなんだよ。当時、俺と「KABA .ちゃん」と「シャンプーハット」と「団長（安田大サーカス）」と「しずちゃん（南海キャンディーズ）」の6人がロケに行って、ありがたい事に俺が選ばれたんだよ。

土屋：そうなんですね。

竹山：それで何で俺が選ばれたか番組のスタッフに聞くと、俺が一番（ナイトスクープの視聴者から）苦情が来たんだって、それを見て竹山だって決まったんだよ。

塙：どういう意味ですか？

竹山：今一番（好感度が）マイナスだから、まだ誰にも愛されていない「0」の状態だから、これから探偵になったら伸び代がすごいって話になったんだよ。

（一同　驚愕）

カンニング竹山

竹山は視聴者からの「好感度の低さ」は「これからの伸び代」である、と判断した「探偵ナイトスクープ」のスタッフによってオーディションを勝ち取った事を話した。竹山はそれから、同番組からテレビの作り方についての学びがあった事を語った。

竹山：「探偵ナイトスクープ」のスタッフが優秀で、テレビの事はすべて教えてくれたのは大阪のスタッフで……（この番組では）依頼者さんが1番の主役だから、依頼者さんの解決してほしい問題に対して、上手くいかない時にそれに向けて本気で現場で悩むんだよ……ロケが終わるまでは帰れない日もあるし。

塙：帰れない日もある！ ドキュメンタリーじゃないですけど近いものがありますね……

トークに花が咲く一同

自分がロケに行ったVTRが面白いと評価されるだけではなく、番組自体が視聴者に面白いと思ってもらえるよう、探偵・ディレクター一同がVTRを見て意見を言い、これを受けてディレクターの会議だけでなく、探偵一同も飲みに行くと話し合うことを明かし、最後に番組の「局長」がダウンタウンの松本人志に変わった話に移った。

塙：局長が松本さんに変わってからはどうですか？

竹山：松本さんもたまに飲んだりするとネタ（調査）のことをみんなで話しますよね。「アレ、ああやったほうがもっとおもろない？」とか「もっと解決方法があったんじゃない？」「そこで終わったらいけなかったんじゃないか？」とかね。

土屋：だからマンネリ化せずに。

竹山：番組が続くんでしょうね。

カンニング竹山、ナイツ塙・土屋、平野ノラ

竹山が番組出演を通して学んだ「テレビ番組作りにおける教え」を聞いたナイツと平野ノラ（番組月曜パートナー）は、番組が長年お茶の間に愛される続ける所以を感じ、感服する一同であった。