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FC町田ゼルビア・黒田剛監督、J2優勝に向けての挑戦「何でもできるサッカーをしたい」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年5月1日 11時0分

FC町田ゼルビア・黒田剛監督、J2優勝に向けての挑戦「何でもできるサッカーをしたい」

4月30日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送。FC町田ゼルビア・黒田剛監督が出演。黒田が考えるチーム作りを語った。

一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。黒田は、1995年から青森山田高校の監督を27年間務め、7度全国制覇に導いた。2020年10月に青森山田高校を退任。2023年シーズンからFC町田ゼルビアのトップチームの監督に就任した。番組でチームづくりについて聞かれた黒田が、「何でもできるサッカーをしたい。」と答え、勝つための戦略を語る場面があった。

黒田剛

黒田:最初に「黒田という監督が来た」と。選手たちはもちろん、ベテランもいれば、若いのもいれば……色々あるんでしょうけど、相当構えていたと思うんですよね。

金子:いや、めちゃくちゃ構えたと思います。

黒田:もちろん構えることは大前提としながら、自分の思っていることを、まず、最初のプレゼンで話したし、こんなチームを作りたいということもプレゼンして。

金子:どんなチームを作りたいと?

黒田:要するに、青森山田じゃないですけど、あくまでも、私はそういうチームが好きなので。何でもできるサッカーをしたいし、弱点を持たないサッカーをしたいわけですよ。リスタートからでも点は取れる、堅守速攻でも取れる。または、ポゼッションもできる。

金子:弱者がセットプレイに活路を見出すのは多々あるんですけれど、青森山田は、セットプレイもスローインとかからでも点を取っていましたもんね。

黒田:高校よりも、そこまで時間をかけてセットプレイの練習もできないので、そこはちょっともどかしいところもあるんですけど。ただ「勝ちたい」ということは、お互いに一緒なので。そこは同じベクトルを踏んでいけるわけですよね。まず、去年1年間のリーグ戦の中で、50失点とかあったわけですよ。

金子:15位ですもんね。

黒田:はい。50失点、全部見ました。そうすると、もちろん青森山田と比較するわけではないですけど、高校生でもありえない失点がいっぱいあるんですよ。

金子:ほう。

黒田:守備というのは、ある程度の規則性があり、定義上やらなきゃならないこと、「こうやったら、こうやる」「ここはこうする」ってルールとして定められている守備があると思うんです。その守備の原則が全く熟知されていない、浸透されていない、ルールとなっていないケースが、びっくりするくらい出てきたわけですよ。
それをまず、映像を全部抜いて、彼らに浸透させた時に、「なるほどな」と思わせなければ、彼らは多分納得しないんです。やりながら、トレーニングゲームということで、キャンプからずっと、彼らも半信半疑でついてくるわけです。だけど、そうするとJリーグ始まるまでにJ1との試合があるんですけど、全部勝つんですよ。

金子:うん。

黒田:あの50失点が、年間通じて30失点以下にしたいと考えているんですけど、「これならいけるな」って感覚を彼らが持ち出した時に、それが施行し始めるわけですよね。

金子:まわりはじめるな。チームが。

金子達仁

金子は、「シーズンが終わったら、またこの番組にいらしていただきたく。是非、何が起こったのかをゆっくりお話を伺えたらなと思います。」と言い、黒田との次の対談にも大いに期待している様子だった。

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