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佐久間P、銭湯で年配男性に話しかけられ涙ぐむ「下町マジックだ」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年5月2日 11時50分

佐久間P、銭湯で年配男性に話しかけられ涙ぐむ「下町マジックだ」

4月26日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が生放送。仕事の合間に行った下町の銭湯で、70代の男性に突然話しかけられたときのエピソードを語った。

リフティングする佐久間P

「サウナは好きだけど、”ととのう”という感覚を味わったことがないんです。でも、その日は天気も良くて気持ちが良くて、サウナの後に外気浴をしながら『今日は初めて“ととのえる”かも』とぼーっとしていたら、『晴れてよかったね~』と白髪のおじいちゃんが僕に話しかけてきて。そのあとも、Jアラートとか年齢の話とか、奥さんの話を始めたから、僕は『そうですねぇ……』とどっちつかずの返事をして……。

だけど、おじいちゃんがちょっと気になる話もしたんですよ。『息子は台湾で就職も結婚もして。だけどコロナ禍になってからもう何年も会っていない。奥さんは友達と遊ぶから、俺は1人なんだよ』と言うから、僕は『それは寂しいですね』と答えて。そこでシーンとなったから話が終わりそうな雰囲気だったんですけど、『台湾で就職と結婚ってご立派ですね』とリアクションしたんですよ。人として『ここでは終われないな』と思って。

そうしたら、おじいちゃんがニヤッと笑って、『俺の息子とは思えない、頑張るやつでさ~!』と、息子さんの波乱万丈な話を教えてくれて。しばらくしたら、おじいちゃんがしんみりした顔で『息子ぐらいの年齢の人としゃべったのが久しぶりだったから、ちょっとしゃべりすぎちゃったな。楽しかったけど、ごめんね』と。その時に、僕も『うちの親父も生きてれば70代だな……』と思って。

僕が30歳の時、うちの父親は55歳で心筋梗塞で亡くなってしまったから、『ああ、親父も生きていたらこんな感じか。親父も生きていたら、俺のこと自慢してくれたかな?』なんて思ってしまって。『やばいやばい、こんな所でエモくなるのは、やばい! 銭湯の外気浴で泣きそうになってるのはやばい。下町マジックだよ(笑)!』と焦って。

おじいちゃんに『いろいろ面白いお話を聞かせてくれて、僕も楽しかったです。ありがとうございました』と言って帰ろうとしたら、『息子と喋ったみたいだったよ。ありがとう』って。思わず僕も『うちの親父も、生きていればあなたぐらいでした』と言いかけたけど、エモい気持ちを全部抑えました」

70代の男性と話しているうちに、亡くなった自分の父親を思い出し、しんみりしてしまった佐久間。

ところが、佐久間が帰ろうとしたタイミングで「息子が台湾に行った時、とんでもない事件があってさ!」と再びエピソードトークが始まってしまい、すべて聞き終えた時には体が冷え切っていたと、笑いながら振り返った。

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