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「はしかは恐ろしい病気」 高齢者よりも20~40代注意 辛坊治郎が注意喚起

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年5月18日 19時50分

「はしかは恐ろしい病気」 高齢者よりも20~40代注意 辛坊治郎が注意喚起

辛坊治郎が5月17日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。関東で「はしか」の感染が相次いでいることについて「はしかは恐ろしい病気」「1回しかワクチン受けていないという人、あるいは感染した記録のない人は要注意」と注意喚起した。

麻疹ウイルス   PD

厚生労働省などによると、先月27日、インドから帰国した茨城県内の30代男性の感染が判明。この男性と同じ新幹線の車両に乗っていた、東京都内の30代の女性と40代男性の感染も確認さた。はしか(麻しん)は感染力が非常に強く、接触や飛沫による感染のほか、空気感染でも広がる。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると、生涯免疫が持続すると言われている。感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が現れる。肺炎や中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人の割合で脳炎も発症すると言われており、死亡する割合は先進国でも1,000人に1人と言われている。

日本では、1978年からワクチンの1回定期接種が始まり、2006年に2回接種となった。2回接種で、95%程度の人が免疫を獲得することができると言われている。

この相次ぐ「はしか」の感染報道の一部に、ワクチンの定期接種前の世代にあたる中高年に注意を呼びかけるものもあるが、これに対して辛坊は「我々(67歳)以上の世代は、ほとんど100%に近く、子どものときにかかってます」と言及。はしかは、とてつもない感染力だとし、「私ら子どもの頃は、1回は必ずかかる病気だって言うんで、近所にはしかの子どもがいると、わざと近くに行って遊ばせて、いっぺんかかっておけって。大きくなってからかかると重症化するからと」わざとかかりにいかせる習慣があったと語った。ただ、「今から考えると大間違いで、はしかというのは恐ろしい病気。子どもでも死ぬ人はたくさんいるし、一度感染し治ったあと、何年か経ってからすごい重大な後遺症が出ることがある」と指摘。「問題は、予防接種を1回しか受けていない世代。この人たちが、今、感染の主体」とし、「とにかく、1回しかワクチン受けていないという人、あるいは感染した記録のない人は要注意」と呼びかけた。

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