「道の駅」のなかでも39ヵ所しかない「防災道の駅」の役割

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月15日放送分のテーマは「道の駅と防災」です。

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1993年、「道路利用者へのサービス提供の場」としてスタートした「道の駅」。2013年からは「道の駅自体が目的地」、2020年からは「地方創生・観光を加速する拠点へ」をテーマに取り組んでいます。

具体的には、2025年に目指すものとして「道の駅を世界ブランドへ」「あらゆる世代が活躍する舞台となる地域センターに」「新『防災道の駅』が全国の安心拠点に」の3項目があります。

注目すべきは「防災道の駅」です。「道の駅」は2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震などにおいて、災害時の避難所や支援活動の拠点となっています。また、豪雨や豪雪の際にも「道の駅」が活用されています。

全国1200ヵ所を超える「道の駅」のなかで、約500ヵ所が各都道府県の防災拠点として位置付けられています。2021年には、国土交通省が防災の拠点となる「道の駅」のうち、39ヵ所を「防災道の駅」として初選定しました。

この39ヵ所については、さらなる防災機能の整備や強化を重点的に支援しています。