「ふざけるな。次の選挙では、ひどい目に遭わせてやるぞ」辛坊治郎が憤慨 旧文通費の改革先送りで通常国会が閉会
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年6月22日 20時35分
キャスターの辛坊治郎が6月21日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。同日に閉会日を迎えた通常国会で、国会議員に月額100万円が支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開や未使用分の国庫返納を義務付ける法改正が先送りされたことを巡り、「ふざけるな。いい加減にしろ。次の選挙では、ひどい目に遭わせてやるぞ」と怒りをあわらにした。
国会での法案審議を取り仕切る常任委員長と特別委員長に毎日6000円支給される委員長手当を廃止する法改正が20日、可決された。削減される経費は年間約5000万円。一方、国会議員に月額100万円が支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途の公開や未使用分の国庫返納を義務付ける法改正については先送りとなった。
辛坊)「ふざけるな」と言いたいです。旧文書通信交通滞在費は、2021年10月31日投開票の衆院選で当選した新人議員に、10月分の旧文通費100万円が満額支給されたことに疑問の声があがったことに端を発した重要な国会改革です。ところが、使途の公開や未使用分の国庫返納を義務付ける法改正について先送りにしたまま、今国会は今日21日に閉会してしまいました。国会は、この問題に全く手をつけなかったわけです。
旧文通費は国会議員の給与とは別に支給されます。郵送や通信、交通費などに充てることになっていましたが、領収書の公開や残金の返還が義務付けられていません。このため、いわば何にでも使えるわけです。しかも、何に使ったか、国民は分からないままです。また、税金もかかりませんし、社会保障費が引かれるわけでもありません。そんなお金は、この社会に普通はあり得ません。まさに、お手盛りの制度です。
こんな重要な問題を放置しているようでは、国会議員は国民から支持を得られるはずがありません。国会議員はまず自分たちの身を律することから始めなければならないのに、この問題に全く手をつけないまま、今国会を終えてしまいました。「いい加減にしろ」と言いたいです。次の選挙では、ひどい目に遭わせてやるぞ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「闇バイト、嫌になった」 強盗致傷容疑の男、千葉
共同通信 / 2024年10月19日 18時3分
-
2東京女子医大の全理事・幹事11人が寄付金問題で引責辞任、新学長に国際医療福祉大の山中寿教授
読売新聞 / 2024年10月19日 18時1分
-
3首相官邸前に突入した車にポリタンク20個、中身はいずれもガソリン…容疑者は車内に火を付ける
読売新聞 / 2024年10月19日 23時58分
-
4進まぬ復旧、切り捨てに不安=「水と道路を」政治に思い託す―能登被災地【24衆院選】
時事通信 / 2024年10月19日 4時48分
-
5サッカー練習試合中に落雷、熊本県教委が調査委設置へ…搬送の高校生1人は完全には意識戻らず
読売新聞 / 2024年10月19日 10時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください