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ライフセービング・飯沼誠司 「続ける」からこそ見えてくること

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年8月1日 14時59分

ライフセービング・飯沼誠司 「続ける」からこそ見えてくること

7月31日(月)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。

ゲストは飯沼誠司。
1974年東京都生まれ。3歳で水泳を始め、小学生の時にジュニアオリンピック、高校ではインターハイに背泳選手として出場した。東海大学進学後ライフセービング部に入部、ライフセ-ビング競技の花形種目アイアンマンレースをメインに活躍。日本人ライフセ-バーとして初のプロ契約を果たす。2015年に設立した一般社団法人アスリートセーブジャパンの代表理事を務め、現在も水難救助の第一線で海岸の安全と環境を保全する活動を行う。

毎回ゲストに頂いている「リスナーの将来に活きるような、前向きで未来に残したい」とっておきの言葉『To you word』。

飯沼誠司の『To you word』は・・・

『続ける』

飯沼:何度もライフセービングも水泳も挫折してきて。でもやめてしまったら終わりじゃないですか。だからとにかく逃げるとか負けるとかじゃなくて続けてみたっていう結果、自分の中で新しい出会いとか新しい景色が見えてきたので、それが自分にとってまた次に糧になったりするわけですね。だから本当に小さい子も大人も、いろいろ悩んでやめちゃおうかな、って考えることもあると思いますけど、続けるってことも選択肢の1つに入れてもらえるといいかなと思います。続けているからこそ、また競技に出られる青木さんも…

青木:確かに。はい。

飯沼:それでまた新たな世界があるじゃないですか。五輪に向けたとかと違う景色が見られたりってありますよね?

青木:ありますね。続けるのってやっぱり大事ですよね。今の子達は特に。壁にぶつかったらやめてしまえばいいやっていう子がけっこう増えている印象があるので。自分を客観的に見てどうしたらいいかな?とか考えてほしいですね。

飯沼:ね。恋愛でもスポーツでも仕事でも。やめることじゃなくて続けてみようっていうのがすごく、今の時代に本当に必要なのかなと思って。

また、飯沼はライフセービングが日常生活で役立ったエピソードも教えてくれた。

飯沼:人が倒れているところに出くわすことが多いんですよね。

青木:何でですか?もしかしたら私たちも普通に出くわしているのかもしれないけど気づいていないんですかね?やっぱりそういう何か探さなければという意識が…

飯沼:癖はあるかもしれない。キョロキョロしているかもしれないですね、いつも。例えば、この前イベントがあって地方に行った時、主催者の方に迎えに来ていただいて会場に移動中、道で車がひっくり返っていて。たまたま通りかかった人が救急車には連絡したみたいな感じで。でもそのまま行くわけにいかないじゃないですか。大丈夫ですか?って声をかけたら、おばあちゃんが血だらけで中にいたんですね、1人で。運転席側が下に向いていて、おばあちゃんがそこにいる。ガラスを割ってこじ開けようとする人もいたんですけどそれでは危ない。よく見ると後ろの扉が開いたので、そこからおばあちゃんを救出して。周りの人からタオルやハンカチを借りて止血し、救急車が来る時には帰る、みたいな。そういうケースがすごく多くて。

青木:めちゃカッコ良くないですか?正義のヒーロー!

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