EXIT、『キングオブコント』2回戦直前にまさかのハプニング「バリバリバリ、ボトンって聞こえて……」

8月11日（金）深夜、お笑いコンビ・EXITのりんたろー。と兼近大樹がパーソナリティを務めるラジオ番組「EXITのオールナイトニッポンX(クロス)」（ニッポン放送・毎週金曜24時～）が放送。『キングオブコント』の舞台上で起きたハプニングを2人が明かした。

2人は今年の『キングオブコント』2回戦を勝ち抜き、無事に準々決勝進出を決めた。ほっと一息といった様子だが、2人曰く、実際は落ちてもおかしくないような状況だったという。

りんたろー。：危なかったよね、マジで。

兼近：ほんと危なかったよ。落ちてても納得してたもん。

りんたろー。：（笑）

兼近：セットを用意して。剣が突き刺さってるっていう設定だったんですけど。

りんたろー。：そうなんですよね。

兼近：（コントが始まる前）暗転中、暗い中でステージに立ってて、俺の後ろに剣が刺さってるセットがあったんですよ。

りんたろー。：うんうん。

兼近：そしたらね。始まるっていうぐらいで、「バリバリバリ……ボトン」って聞こえて。

りんたろー。：（笑）

兼近：後ろを振り返ったら、刺さってるはずの剣が落ちてて。「ヤバいヤバいヤバい……！」って。

りんたろー。：脇で見てて、「バリバリバリ……」って音が聞こえたから、「あ……もうエントリーし直そうかな」って。

兼近：（笑）

りんたろー。：「これ絶対ムリじゃん」と思って。

兼近：暗闇の中の見えないところで、急いで剣をガムテープで留めて。それで、本番を始めて……。

りんたろー。：不思議なもので、お笑いのああいう舞台って、暗転が長引いたらもうウケないんだよね。

兼近：そうそうそう。お客さんが不安になったら終わりだよね。

りんたろー。：だから、「あ～もうダメだ～」と思って（笑）。異常な暗転でしたから。

兼近：ざわざわしてたから。

りんたろー。：ブロックとブロックの間ぐらい、暗転してたから（笑）

兼近：その中で、俺が必死に「ちょっと待ってくださいね～」とか言って直して。

りんたろー。：明転して始まったら、また「ガシャン」ってね（笑）

兼近：剣が落ちて。

りんたろー。：刺さってる剣を抜くっていうのが軸のコントだから。それが落ちたら、結構（笑）

兼近：俺がずっと剣を持ったまま喋り続けるっていう。

りんたろー。：兼近が話すところは、俺がずっと下で支えて。「何してんのこれ？」って（笑）

兼近：よくセリフ出てきたよね（笑）

コントの肝となる小道具が本番直前に壊れて、グダグダになってしまったと明かした2人。勢いで巻き返してどうにか笑いを取ることには成功したが、トータル的に考えると敗退しても不思議ではなかったと話していた。