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アイスホッケー・平野裕志朗 マウスピースはつけるべき?それとも…

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年8月22日 14時59分

アイスホッケー・平野裕志朗 マウスピースはつけるべき?それとも…

8月21日(月)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。

ゲストは平野裕志朗。
1995年北海道生まれ。白樺学園高校卒業後、国内外のチームに所属。AHL(アメリカンホッケーリーグ:世界最高峰のNHL2部に相当)で日本出身選手初となるゴールを記録するなどNHLに最も近い日本の選手と言われる。2015年から日本代表に選出され、中心選手として活躍中だ。

青木が最初に平野に聞いたのは、アイスホッケーの特徴であるスピードについて。

平野:アイスホッケー選手の(氷上を走る)スピードはだいたい40~60kmくらいです。

青木:車じゃないですか(笑)そのスピードでずっとプレーするのですか?

平野:そうですね。ずっとではないんですけど、パックを持っている人たちはそれくらいのトップスピードで走ってますね。他の選手たちはパスをもらうため、空いている場所に移動するためにスピードをコントロールしたりしますけど。トップスピードだけ考えると60kmちょっとは出るのかなと。

青木:ゴールを決めるためにフォワードがそれくらいのスピードで来るのを、ディフェンスは止めないといけないじゃないですか?怖くないんですか?

平野:ディフェンスもそのくらいのスピードで体にぶつかってくるので。

青木:えっ!まるでラグビー?

平野:そうなんですよ、似てる部分があって。しかもお互いに全力で当たりに行くので。怪我も当たり前にありますし、初めて見た人から、え?大丈夫?痛くないの?って言われることがやっぱり多いですね。

さらに青木からは、アイスホッケー選手に多い怪我についての質問も。

青木:どんな怪我が多いですか?ちなみに。

平野:肩の脱臼は多いですね。それから足、骨折なんかは当たり前だし。また、スティックやパックが当たるとすぐに歯が折れちゃいます。

青木:あわわわ、じゃあマウスピースはつけますか?

平野:つけますけど、マウスピースをつけていてパックが口に当たるとマウスピースに持っていかれてそのまま全部歯が折れたりするんですよ。

青木:えっ?逆に?全然マウスピースが役立ってないじゃないですか?

平野:マウスピースは基本的に脳震盪を防止するアイテムなので。

青木:歯を守るわけではない?

平野:そうなんです。パックが当たっても本当は前歯だけで済むのに、マウスピースのせいで全部歯が抜けてしまった選手もいます。もったいな、って思ったり。(治療費は)チームが負担してくれるのでいいんですけど。

青木:どっちを取るかですね、脳震盪か歯か。厳しいスポーツですね。

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