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大相撲・住洋樹 今だから話せる地獄の部屋生活

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年9月12日 14時59分

大相撲・住洋樹 今だから話せる地獄の部屋生活

9月11日(月)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。

ゲストは住洋樹。
1989年兵庫県生まれ。中村部屋に入門、2005年に初土俵。2年後に飛翔富士の四股名となり、2011年に十両に昇進し、2017年現役を引退した。
現在は実業家、俳優としても活動中。今年配信された大相撲が題材のNetflixのドラマ『サンクチュアリ-聖域-』で最強無敗の力士•静内を演じ、話題になっている。

住が現役時代、どんな生活を送っていたのかを赤裸々に語ってくれた。

青木:現役時代、毎日の練習はどれくらいやったんですか?

住:だいたいの終わる時間は決まっているんですよ。部屋の人数が多いほど早い時間からやるので。僕らの場合朝5時から稽古開始ですね。終わるのが12時くらい。起きるのは3時半とかです。

青木:3時半!?そこから何も食べずに始めるんですか?

住:食べたら変な話、出ちゃうんで。食べてもヨーグルトとか。

青木:かわいいの食べてますね。女子みたい。

住:スムージーとかも飲んで。冬だったら朝は、先輩のまわしを暖めたりするんですよ。

青木:どうやって暖めるんですか?

住:広げて暖めないといけなくて、稽古場に暖房器具があるんですけどそこでずーっとこう、持って。夏だったら折ってすぐ巻けるようにしないといけない。

青木:まさに後輩のやる仕事って感じですね。

住はさらに、力士の食事「ちゃんこ」裏話も披露してくれた。

住:一番下っ端がそういうことをしないといけないんです。その他に、取組向けの稽古とかもあったりするので。ウォーミングアップが1時間、クールダウンも1時間あったりとか…ただ逆に人数が少ない時は朝7時くらいから始まる時もありました。終わる時間はだいたいいつも一緒、それからちゃんこを食べる。

青木:どこからちゃんこを作るんですか?

住:例えば30人いたら、5人ずつちゃんこ番というのが分かれているんですよ。6班あるじゃないですか。今日は1班がちゃんこ番だったら、その1班が稽古の途中で上がってちゃんこを作るんですよ。だから僕らが稽古を終わったくらいには出来上がっている状態になっているんですよ。

青木:班によってちゃんこの味は変わるんですか?

住:変わります、変わります、めっちゃ変わります!塩加減とか、この先輩の味はまずいとかありますよ。おかみさんの味見チェックがあるんですけど、ダメって言われたら1か月間ちゃんこ番を毎日やり直し。まずいのに毎日1か月間その料理を食べなくてはいけない。

青木:それはそれで地獄ですね。聞いてると楽しそうですけど(笑)

住:楽しいけど地獄でしたね、あの頃の僕らは本当に。

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