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佐久間宣行&トータルテンボス、M-1のトレンド変化を語る「技術」→「魂」→「ストーリー」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年9月27日 17時45分

佐久間宣行&トータルテンボス、M-1のトレンド変化を語る「技術」→「魂」→「ストーリー」

9月20日(水)深夜に放送された、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)に、お笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏と藤田憲右がゲスト出演。

佐久間宣行&トータルテンボス、M-1のトレンド変化を語る「技術」→「魂」→「ストーリー」

「M-1」の歴史と時代のトレンドについて語り合ったトータルテンボスの2人と佐久間宣行(中央)

漫才師日本一を決定する「M-1グランプリ」で、2004年、2006年、2007年に決勝進出し、2007年大会では準優勝したトータルテンボスが、「M-1」の歴史とその時代のトレンドについて語った。

大村:僕らは2004年に初めて「M-1」決勝に行けたんです。

藤田:俺たちは東京弁だし、あまりないフォーマットではあったんです。

大村:アフロが「ハンパねぇ、ハンパねぇ!」ってツッコんで……。

藤田:漫才の最後は、「きょ、きょ、今日のネタのハイライト!」で締めくくるフォーマット。

大村:「これ、行ったな!」って思ってたんです。

佐久間:他とかぶってないしね。

大村:で、決勝にも選ばれた。そしたら……目の前で、南海キャンディーズがバカハネして。

佐久間:ああ~、南海キャンディーズ初登場か! ツッコミで笑いをバンバン取るからね。

大村:俺らよりもっと、ツッコミに特徴あるコンビが現れたわけです。あれは、かなわない。「ヤバい……」と思って、笑い飯さんにならって全国ツアーを始めて、2006年の「M-1」にまた復活できたんですけど……。チュートリアルさんが目の前で全勝。

佐久間:前年の2005年にブラックマヨネーズが優勝して、時代が変わっちゃったのか。テクニックの時代から……。

大村:「あれ? (トレンドが)“魂”になってる? 今、魂の時代?」って。

佐久間:全国ツアーをやって腕を磨いたら、魂の時代になってたんだ(笑)

大村:「俺たち、魂は磨いてないよ?」って。

藤田:テクニックばかり磨いていたから。

佐久間:南海キャンディーズ・山里を見たからね。山里を見て、新しい技術を磨いたら、魂の時代に変わってた?

藤田:でも「俺たちは、魂じゃない!」って、魂は諦めたんですよ。だから、技術・テクニックでいこうと、散りばめたボケを全部回収するような構成にしたんです。

佐久間:“大・伏線漫才”に変えたんだね。

大村:2007年にまた「M-1」決勝に行けたけど、ここで、サンドウィッチマンが敗者復活(からの優勝)。

佐久間:ああ~、2007年は「物語・ストーリー」の時代か(笑)

大村:「技術」→「魂」→「物語・ストーリー」って。で、我々トータルテンボスが抜けたぐらいで「技術」に戻った。パンクブーブーとか。

佐久間:たしかに、戻ったね。NON STYLE(2008年優勝)、パンクブーブー(2009年優勝)は「理論」ですもんね。理論で、漫才のフォーマットと、ボケ数……みたいな。

藤田:NON STYLEとパンクブーブーは「魂」の「た」の字もないから。

大村:競技漫才。4分に詰め込んで、詰め込んで。

佐久間:あの頃の「M-1」、「競技漫才」って言われるような完成形の感じでしたよね。

このあとも、佐久間×トータルテンボスによる「M-1」トークは続き、2015年王者・トレンディエンジェルについては、「お祭りテイスト」、「『THE MANZAI』の感じも引き取った『M-1』」などと表現。

2021年の王者・錦鯉については「ストーリー」、現在2023年は、しっかりした競技漫才がトレンドではないか、などと分析した。

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