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政府補助いつまで続く? 安くならない電気料金 「日本独特、政治が弱っちい」専門家が指摘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年10月21日 9時0分

政府補助いつまで続く? 安くならない電気料金 「日本独特、政治が弱っちい」専門家が指摘

政策アナリストの石川和男が10月21日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送Podcast番組「石川和男のエネルギーリテラシー」に出演。政府が一部補助を続け、低く抑えられている家庭用電気料金について、「日本独特、政治が弱っちい」と指摘した。

※イメージ

現在、日本国内の家庭用電気料金は地域によってばらつきはあるものの、去年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、天然ガスなどの燃料輸入価格上昇に伴い、高止まりが続いている。そこで政府は、家計のひっ迫を防ぐため、今年1月の使用分から電気料金の一部補助を開始。見かけの負担額は減ったものの、補助分を除けば値下がりしていない。この原因について石川は、2011年に発生した福島第一原発事故以降、多くの原発が止まったままで、化石燃料を多く使う火力発電所などがフル稼働している現状に言及。その上で、こう述べた。

石川)人類は原発事故を3つ経験している。最近だと福島第一原子力発電所、その前が1986年ウクライナ(当時旧ソ連)のチョルノービリ(チェルノブイリ)、その前が1979年のアメリカ・スリーマイル島。だけど、アメリカのスリーマイル島の事故とウクライナ(当時旧ソ連)のチョルノービリ(チェルノブイリ)事故の時って、事故炉はさすがに止めたけど、他の原発は動いているし、まして他の原発まで止めたなんて、こんなアホみたいなことはやっていない。だからこういうのって、日本独特の何というか、政治が弱っちいんじゃないかなとみている。

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