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イスラエル、パレスチナ情勢 「ガザ地区では飲料水や食料が全く足りていない」現地の日本人が最新リポート

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年10月25日 19時20分

イスラエル、パレスチナ情勢 「ガザ地区では飲料水や食料が全く足りていない」現地の日本人が最新リポート

3年前からイスラエルでパレスチナ人の支援を行っているNPO法人(特定非営利活動法人)日本国際ボランティアセンター(JVC)エルサレム事務所代表の木村万里子さんが10月25日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、辛坊と対談。大規模な戦闘が続くイスラエル、パレスチナ情勢について現地から最新のリポート行い、イスラム教原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの現状を「飲料水や食料など物資が全く足りていない」と伝えた。

パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの難民キャンプで国連の担当者から食事を受け取る子どもら 2023年10月24日 (ゲッティ=共同)

パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの難民キャンプで国連の担当者から食事を受け取る子どもら 2023年10月24日 (ゲッティ=共同)

辛坊)木村さんの周囲の方は無事に活動ができているのでしょうか。

木村)スタッフや友人、知り合い、関係者は今のところ無事です。ただ、ほとんどの人たちがガザ地区に住んでいるため、自宅から離れ、南部や他の場所に移動しています。また、移動先でも既に3度ぐらい場所を変えたという話も聞いています。

辛坊)エジプトから多くのトラックが物資を乗せてガザ地区に入ったというニュースもあります。ガザ地区の人たちは飲料水や食料の確保をできているのでしょうか。

木村)スタッフから24日に送られてきたメッセージによると、全く足りていないということでした。飲み水が手に入らないため、飲料として適さない汚れた水でさえも飲んでいる人たちがいるという報告もあります。ですから、物資が入ってきてはいるのかもしれませんが、全く足りていないというのが現実かと思います。

辛坊)今回の戦争状態が解決される見通しは、全く立っていないように見えます。現地にいらっしゃる木村さんは、どのように見ていますか。

木村)とても歯がゆい気持ちで見ています。今、一番必要なのは停戦です。この戦争状態が止むことだと思っています。そのための行動を私たちもできる範囲でやっていくしかありません。私は現地にいるので、現地の人たちの声を日本の皆さんに届けることが私にできる最大のことだと感じており、こうした取材にも積極的に応じているところです。

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