横澤夏子 × DJ松永 新潟出身・同い年 ホンネの『子育て』トーク 「情報も入ってくるし昔に比べて支援も手厚くなった」「今本当に子育てに向いている県!」
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年10月31日 11時35分
10月30日(月)、タレント・芸人の横澤夏子と DJ松永(Creepy Nuts)の新潟県出身の2人による「子育てに優しい新潟県」対談トークライブが開催された。
『子育てに優しい新潟県』アンバサダー横澤夏子と子育て未経験 DJ 松永が登場
イベントには、『子育てに優しい新潟県』アンバサダーに就任した横澤夏子が、フォーマルな衣装で登場。一方、横澤と同じく新潟出身のDJ松永はチャーミングな衣装で登場し、イベント観覧に当選した70名の参加者から大きな拍手で迎えられた。
『子育てに優しい新潟県』の情報発信のためにオープンしたサイト、「にいがたのつかいかた for Family」で実現した今回の対談トークライブでは、今年第3子を出産し、子育て真っ只中の横澤と、子育ては未経験の松永が、「子育てと家族」をテーマに、子育ての楽しさ、大変さや、子育てを始めて変わったことや驚いたこと、さらには新潟の子育て環境の魅力などについて、余すことなく語った。
新潟で育った2人だからこそ語れる、「変わった?」「変わらない?」今どきの新潟子育て事情
実は同じ新潟県出身だけでなく、同い年でもある2人は、時折幼少期に過ごした新潟(雄大な自然)や新潟を出て感じたこと(人の温かな思い)など思い出話にも花を咲かせながら、和気あいあいとトークが進んだ。イベントの中では、松永が令和3年以来約2年ぶりに「新潟のつかいかた」キャンペーンアンバサダーに就任することが急遽発表され、本人もびっくりの就任式も行われた。
また、「#新潟のつかいかた」で投稿されたリアルタイムのつぶやきも拾いながら、トークライブの賑やかな雰囲気や2人への子育てや仕事応援メッセージなどを伝えながらイベントは進行した。
オープニングトーク
松永:本日は、『横澤夏子×DJ 松永 新潟出身・同い年ホンネの「子育て」トーク』にお越しくださり誠にありがとうございます!よろしくお願いします!! この配信は「新潟のつかいかた」の中にある「にいがたのつかいかた for Family」プレゼンツでお送りする対談トークライブです!
横澤:私たち、同じ新潟県の長岡と糸魚川出身なんです。そして同い年!
松永:新潟で 2 番目に大きくて適度に都会の長岡は、やっぱり日本三大花火の長岡花火が魅力ですよね。
横澤:長岡花火ほどではないですけど、糸魚川にも糸魚川花火がありますよ!他には、カニとか笹寿司もあるし、新潟の端っこですけど良いところなんです!
松永:糸魚川は本当に端っこだから…あまり行くことがなかったですね。休日は新潟市内に行ったりしていましたね。
横澤:私も新潟市内に行くことはありましたよ!高速バスで。県内なのに高速バス!?新潟ちょっと広すぎません?(笑)
■「新潟のつかいかた」「にいがたのつかいかた for Family 」について
松永:「新潟のつかいかた」というのは、様々な角度から新潟の魅力をもっと知ってもらおうというということで、グルメ・旅スポットの紹介や X(旧 Twitter)でのプレゼント企画をおこなっているサイトです。私、DJ 松永は令和3年度『新潟のつかいかた』アンバサダーを務めたり、昨年は DJ の師匠・駒形さんと新潟について語りつくす『新潟のつかいかた』トークイベントを2回やるなど、新潟の魅力を発信しています。やっぱり地元は好きですからね!
横澤:今回のトークライブは、「にいがたのつかいかた for family」の企画で開催されるのですが、「にいがたのつかいかた for Family」は『新潟のつかいかた』内に、今年 9 月に新設された特設サイトで、将来を見据えて移住先を検討している人には、自然や家、食、交通など新潟の暮らしの環境、新潟で子育てを考えている人には、助成金などの仕組みや新潟に伝わる子育ての文化、現在、子育て真っ最中の人には、子どものプレイスポットや食、教育の情報など、新潟県内外で子育てを考える様々な人の役に立つ、気になる情報を集約して発信しています。私、横澤も先月、「子育てに優しい新潟県」アンバサダーに就任させていただきました!
松永:そして、今日のテーマは「子育てと家族」です!この仕事をいただいてから「松永、結婚して子供いたんだ」と言われることが増えたんですけど、してないですよ(笑)。そんな子育て未経験の私と今年第 3 子が誕生されたばかりの横澤さんで、今日は子育てと家族について語りつくしたいと思います!
横澤:松永さんは良いお父さんになりそうですよ!
トークセッション「子育てと家族」
Q.新潟でどんな風に育った?
横澤:松永さんのおうちの教育方針はどうだったんですか?
松永:小さい頃は母が厳しくてマンガとかバラエティとかはダメ、という感じだったんですけど、高校生で DJ 始めた頃ぐらいになると比較的自由になりましたね。
横澤:ウチは中学校の先生だった父がすごく厳しかったので、中学生の頃はずっと生徒会長をしていました。でも父から褒められたい、という気持ちが心の底にあったから、目立ちたがりな性格になって、それが芸人という仕事につながっているんだと思います。
松永:横澤さんは糸魚川出身ですけど、子どものころは何をして遊んでいたんですか?
横澤:やっぱり米どころの新潟ならではで、精米所で遊んだり、稲刈りした後の藁の上でハイジごっこをしたり、糸魚川はヒスイがとれるのでヒスイを探ししたりしてましたね。
松永:ホントに自然の中で遊んでたんですね!長岡出身の僕は糸魚川と比べると都会っ子だな、と思いますね(笑) そんな大自然の糸魚川から東京に出てきたとき、すごく不安だったんじゃないですか?
横澤:ホントにそうなんですよ。新潟ってお隣さんからお惣菜をもらったり、子どもの年齢をみんなが知ってたり、っていうご近所付き合いがありますよね。でもその状態で上京したので、少し怖いな、という感覚はありましたね。
Q.実際の子育てエピソード・コツ
松永:横澤さんはお子さんが 3 人いますけど、東京でご出産されたんですよね?
横澤:そうなんです。1 人目の出産の時は、子どもが全然寝つかなくて、とても大変でしたね。ちょうど 2020 年のコロナ禍が始まった頃でもあったので、入院していてもお見舞いに来てもらえなくて、すごく寂しい時もありました。
松永:当時は大変だったんですね。それでも今では、3 人目のお子さんを出産されていますよね? 1 人目から 3 人目まで子育てをしてきて、何か変わったことはありますか?
横澤:そうですね、最初は自分が育った新潟のように親や身近なお隣さんがいないことがとても不安に思っていたんです。でも、東京でも子どもとご飯を食べているときに隣の席の方が温かい言葉をかけてくださったり、病院の看護師さんが「大きくなあれ」というメッセージを送ってくださったり、周囲には優しい人がたくさんいるからもっと頼ってもいいんだな、と気づくことが多くなりました!そういう意味では、新潟にいたときって、本当に周囲に頼りやすかったな、と思いますね!
松永:ほんとそうですよね!気軽に頼れる人間関係がありますよね。
DJ松永 「新潟のつかいかた」令和5年度のアンバサダー就任
ここで MC、新潟県広報広聴課の渡辺氏も加わり、DJ松永の令和5年度「新潟のつかいかた」アンバサダー就任が発表された。タスキをかけ、令和3年以来2度目のアンバサダー就任となった松永は、「返り咲くケースってめったにないと思っています。新潟のアンバサダーに返り咲けたので、頑張ります!」と意気込みを語った。
「新潟県」の子育て施策について
アンバサダー就任に続きMCから、今年県民投票で決定した「子育てに優しい新潟県」のロゴマークとキャッチフレーズ、また新潟の子育てに関する数字について説明。新潟は子育て支援拠点数が全国1位であるということに対して、横澤からは「受け入れ先があるというのはとてもありがたく、心強いです」、松永からは「働きながら子育てができるというのはいいですね」との声があった。
また、新潟県が 10月20日より申請受付を開始した、子育てのお金が気になるパパママのサポートのために今年4月以降に生まれたお子様に計 10 万円の定期預金を贈る事業「新潟こむすび定期」にちなんで、「10 万円もらえたら何する?」というテーマでも、トークが盛り上がった。
Q. 10万円もらえたら何する?
横澤:子供の洋服、おむつ、おもちゃなど日々の子育てで必要になるものをいっぱい買いたいです!
松永:子育てグッズを買ったり、子供の好きなものを買ってあげたいです。
メール紹介・投稿紹介
イベントの終盤では、HPやX(旧 Twitter)に寄せられた「子育ての悩み」に関するメッセージの紹介がおこなわれ、「旦那が子育てに対して、主体性がなく、一人でかんばっているようで、孤独感がある」というお悩みに対して、絶賛子育て中の横澤からは「旦那さんを子育てのチームメイトだと思って信じてみてほしい」というアドバイスが、松永からは「男性も意識的に子育てしていく」という応援が語られた。
質疑応答
Q1. 今回「子育てと家族」をテーマにトークしてみての感想は?
松永:全然寝てくれないとか、母乳外来に行かないといけないとか、横澤さんの子育ての話聞いて、子育てってこんな大変なんだ、と思いました。
横澤:私も、子育てをやってみないとわからなかったことがたくさんあります。
Q2. 横澤さんは第3 子が誕生されましたが、1 人目の時と比べて変わったことはありますか?また、4人目のご予定はありますか?
横澤:とても変わりました。例えば子供が泣いてると1 人目の時は「泣いているのは自分のせいだ。私がダメなんだ」と思い詰めることが多かったんですけど、2 人目はやることがたくさんあって大変になり、3人目になると「子供は泣くもの。泣くのが子供の仕事なんだ」っていうことがやっとわかってきて、無駄に頑張りすぎなくて良いんだ、と楽になってきた気がします。
松永:良い意味で肩の力が抜けたんですね。でもその境地にたどり着けるのは3人目になってやっとなのか!と思います。
横澤:(3人目を生んだばかりで全員女の子ということもあり)もう十分!と夫も思っているはずです。毎日、「ミニ横澤夏子」が3人もいるので(笑)
Q3. 今回のイベントを通じて、新潟県ってどんな県ですか?
松永:僕たちが住んでいた時と全然変わっていて、子育ての支援だって手厚くなっているので、本当に住みやすくなっていると思います。
横澤:本当にそうですよね。新潟って子育てに向いてる県なんだなって気づきました!
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