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クマ駆除の自治体に抗議の声 「クレームがあっても、方針を曲げてはいけない」辛坊治郎が指摘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年11月8日 17時45分

クマ駆除の自治体に抗議の声 「クレームがあっても、方針を曲げてはいけない」辛坊治郎が指摘

キャスターの辛坊治郎が11月8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。クマによる被害が多い自治体に、駆除に対する抗議が入っていることを巡り、「大きな方針を決めたら、1日1件や2件のクレームがあっても、その方針を曲げてはいけない」と指摘した。

秋田県が鹿角市に設置した自動撮影カメラに映ったクマ[県自然保護課提供] 2023年10月  写真提供:時事通信社

秋田県が鹿角市に設置した自動撮影カメラに映ったクマ[県自然保護課提供] 2023年10月  写真提供:時事通信社

クマを駆除した県に対する抗議の電話やメールが相次いでいる。秋田県の佐竹敬久知事は「感情論が多い。理解を得られるよう、国が行動を取ってほしい」と要望した。

辛坊)どのような抗議内容なのでしょうか。共同通信が伝えています。

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「秋田県によると、抗議が最も多かったのは、美郷町の畳店の作業小屋に10月4日朝から親子とみられる3頭がとどまった直後。駆除したため『かわいそう』といった電話やメールが殺到し、電話口で号泣する人もいて対応した職員の業務に支障が出た。」

~『共同通信』2023年11月7日16時39分配信より

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辛坊)抗議件数についても伝えています。

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「秋田の次に人身被害が多い岩手では、先月中旬から『保護すべきだ』などの意見や要望が増え、ここ3週間で30件ほど来た。」

~『共同通信』2023年11月7日16時39分配信より

—–

辛坊)つまり、21日間で30件ですから、1日当たり1.4件程度の計算になります。これを果たして「相次いで」といえるのでしょうかね。

世の中には、さまざまな考え方や意見、思いを持っている人がいるのは確かです。しかし、大きな方針を決めたら、1日1件や2件ぐらいのクレームが来ても、その方針を曲げてはいけません。異論はあるかもしれませんが、私はそう思います。

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