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「さつま汁」に鶏肉が使われるようになった「血気盛んな由来」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年11月15日 11時25分

「さつま汁」に鶏肉が使われるようになった「血気盛んな由来」

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月8日放送分のテーマは「豚汁」です。

※画像はイメージです

「豚汁」は、地域によっては「ぶた汁」とも呼ばれています。その名の通り豚肉が入った汁で、他にはダイコン、ニンジン、コンニャクなどの具材を、だし汁と味噌で煮込みます。

ジャガイモやサトイモなどの芋類、ゴボウ、油揚げなど具材はさまざまです。器に取り分けたら、薬味のネギを入れていただきます。

豚汁のルーツは諸説あります。例えば「けんちん汁に肉を入れた」という説や、「ぼたん鍋を参考にした」という説。また、明治時代に北海道を開拓していた屯田兵が食べた「屯田兵の汁」を「屯汁(とんじる)」と呼ぶようになったとする説もあります。

なかには、鹿児島県に古くから伝わる郷土料理「さつま汁」を参考につくられた……という説もあるそうです。

「さつま汁」とは、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、コンニャク、シイタケ、鶏肉などを使った味噌仕立ての汁物です。また、鶏肉を使うのには理由があります。

江戸時代、当時の薩摩藩では武士たちの士気を高めるため、鶏のオス同士を戦わせる「闘鶏(とうけい)」が盛んに行われていました。戦いに負けた鶏はその場で締められ、野菜などと一緒に煮込んで食べられており、それが「さつま汁」の始まりとされています。

そして、鶏肉に代わって豚肉を使ったのが「豚汁」である……というのが、「さつま汁を参考にした」という説につながります。

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