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ラッキィ池田が早稲田大学将棋部と組んでつくった「昆虫将棋」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年11月24日 11時20分

ラッキィ池田が早稲田大学将棋部と組んでつくった「昆虫将棋」

黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(11月17日放送)に振り付け師・タレントのラッキィ池田と振り付け師の彩木エリが出演。振り付けについて語った。

昆虫将棋

昆虫将棋

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。11月13日(月)~11月17日(金)のゲストは振り付け師・タレントのラッキィ池田と振り付け師の彩木エリ。5日目は、ラッキィ池田が発案した「昆虫将棋」について—

黒木)振り付け師として、またタレントとしても活躍されているラッキィ池田さんですが、将棋をつくられたということです。「昆虫将棋」というものが目の前にあります。これはダンスと関係があるのですか?

池田)ダンスとは関係ないのですが、「ワクワクするもの」をつくりたいのです。棋士の藤井聡太さんが「ものすごいことをやっている」ということは何となくわかるのですが、何をしているのかがわからないのですよ。

黒木)対局がね。

池田)どこがすごいのかわからない。でもみんな「信じられない」と言うではないですか。それに1ミリでも近付きたいと思って、早稲田大学将棋部の知り合い3人に「将棋をつくらない?」とメールしたのですよ。早稲田の将棋は全国でも強いのです。

黒木)そうなのですね。

池田)連絡すると、彼らは「面白い将棋を考えたいです」と返事をくれたのですね。「将棋の入門的なものを考えたいです」と。そこから子どもたちが本将棋に入るようなものを。

黒木)未来の藤井聡太さんをつくろうと。

池田)それで「昆虫将棋」というのがまだなかったので、やりたいなと思ったのです。最近は女の子でも昆虫に興味のある子が増えてきたので、解説を見ればすぐにわかります。

彩木)動ける駒も書いてあります。

池田)彼らのアイデアで、矢印が書いてあるのです。普通、本将棋の盤はただのマスなのですよ。でも盤に効力を持たせたいと言うので、真ん中に草を描いて、バッタが草を食べると動きが2倍になるというような。

彩木)そういうことを加えて。マス目は通常の将棋盤より少ないのです。

左から彩木エリ、ラッキィ池田

左から彩木エリ、ラッキィ池田

池田)面白いですよ、これ。

黒木)大人も楽しめるのですか?

池田)大人も夢中になってしまいます。

黒木)ここに「早稲田大学将棋部考案」とありますが、ラッキィ池田さんの名前がありませんね。

彩木)一切、書いてありません。

池田)タカラトミーさんから、「ここでラッキィ池田さんの名前を入れるとわけがわからなくなるのでやめましょう」と言われまして。

彩木)「それは正しいですね」と言って。

池田)早稲田大学将棋部が考えたとなれば、親御さんが「早稲田大学か。これをやると子どもの頭がよくなるかも知れない」と思って、「財布のひもが緩むのではないか」と。だから「ラッキィ池田は止めましょう」ということになりました。

彩木)一応、著作権は事務所の「イカキック」にはなっています(笑)。

黒木)どこで買えるのですか?

池田)おもちゃ屋さんで買えます。

黒木)発案者はラッキィ池田さんということで。

池田)そうですね。ただ、ルールを考えたのは早稲田大学将棋部の方々です。

彩木)閃いただけですね。

黒木)でも、何でもその閃きが大事ではないですか。普通の人には降りてこないですからね。

彩木)閃きも、100個くらい閃くのですよね。何回も閃くなかに1つ、宝石があるのです。

黒木)何かをいつも考えていなければならないのですね。この昆虫将棋にもたくさん、エネルギーを使うのですね。

彩木)「こちらを指せば、相手は次にこう来る」と、考える力も強くなると思いますので、子どものときから将棋に触れるのはいいと思います。

池田)勝負なのでね。心が躍ると言うか。

彩木)最終的にはそこにつながる。

黒木)ダンスもエンターテインメントも、心が躍りますしね。

左から彩木エリ、ラッキィ池田

左から彩木エリ、ラッキィ池田

ラッキィ池田(ラッキィいけだ)/振り付け師・タレント

■1959年・東京都墨田区出身。
■スネークマンショーのビデオに参加したことを機に、振り付け師としてのキャリアを始める。
■舞台やコンサートに振り付け師・ダンサーとして参加する一方、芝居やお笑いにも幅を広げる。
■1980年代より独創的な発想の振り付けが各界の注目を浴び、テレビ番組、CM、映画、舞台など数えきれない程の作品を手掛ける。
■自由で形にとらわれない発想のダンスで、子ども番組でも楽しくてキャッチーなダンスを数多く提供。近年はアニメ『妖怪ウォッチ』の『ようかい体操第一』『ゲラゲラポーのうた』が爆発的人気となり、NHK・Eテレ『いないいないばあっ!』『にほんごであそぼ』ではレギュラーで振り付けを担当した。
■現在は振り付け師としての仕事はもちろん、作詞、雑誌連載、吉本総合芸能学院(NSC)の講師など、多彩なシチュエーションで活躍。

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