今年の漢字「税」に決定 「阪神ファンの“組織票”が分散しなければ『虎』が1位に」辛坊治郎が独自分析

キャスターの辛坊治郎が12月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。日本漢字能力検定協会が12日発表した2023年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「税」に決まったことを巡り、「（プロ野球）阪神ファンの“組織票”が分散しなければ『虎』が1位だった」と独自の分析を披露した。

2023年の今年の漢字「税」を揮毫する清水寺の森清範貫主＝2023年12月12日午後、京都市東山区　写真提供：産経新聞社

その年の世相を表す年の瀬恒例の「今年の漢字」が12日、発表された。日本漢字能力検定協会は毎年、今年1年の世相を表す漢字ひと文字を全国から募集し、京都の清水寺で発表している。2023年は14万7878票の応募があり、税金の「税」が1位（5976票、4.04％）に決まった。2位は「暑」（5571票、3.77％）、3位は「戦」（5011票、3.39％）、4位は「虎」（4674票、3.16％）、5位は「勝」（4653票、3.15％）だった。

辛坊）1位は「税」に決まりましたが、 “組織票”が分散したのだと思います。

「今年の漢字」は、主催者などが勝手に決めるわけではありません。全国からの投票によって最多得票の漢字を選んでいます。かつては8万票ぐらいしか集まらなかった時代もあるのですが、今年は14万票を超える応募がありました。

今年は2～4位の得票を合わせると1万5000票を超え、1位の「税」を軽く上回っています。つまり、阪神ファンの“組織票”が分散せずに「虎」に集中すれば、「虎」が「税」を抜いて1位になっていた計算です。