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どれくらい体温が下がると「低体温」と言われるの?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年1月16日 11時25分

どれくらい体温が下がると「低体温」と言われるの?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月9日放送分のテーマは「冷え性と低体温」です。

※画像はイメージです

「冷え性=体温が低い・低体温」というイメージがありますが、「冷え性」と「低体温」は別のものです。

一般的に「冷え性」は手足、腹、腰などが冷たく感じる状態ですが、体温とは関係がないそうです。体温が平熱と呼ばれる状態であっても、冷えを感じることが多いと言われています。

それに対して「低体温」は、脳や内臓など身体内部の温度が35度以下の低い状態を言います。個人差はありますが、一般的に健康とされる人の体温は、36~37度の間で調節されているそうです。

私たちの身体は寒い冬でも環境に影響されることなく、体温が一定に調節される機能が働いています。しかし、「低体温」のように35度以下になる状態が続くと、「激しい震え」「意識や判断力の低下」「脈拍や呼吸の減少」「筋肉の硬直」などの症状を起こすとされ、これを「低体温症」と言います。

低体温症は、山や水の事故のニュースで耳にするケースが多いかも知れません。命にかかわる、とても危険な症状です。他にも、寒い場所で長時間過ごすと低体温症になる可能性があるそうです。

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