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派閥パーティー収入不記載事件 「検察は世論の顔色を伺うが、このままだと政治家の立件は難しい」辛坊治郎が指摘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年12月21日 17時50分

派閥パーティー収入不記載事件 「検察は世論の顔色を伺うが、このままだと政治家の立件は難しい」辛坊治郎が指摘

キャスターの辛坊治郎が12月21日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。自民党の派閥のパーティー収入不記載事件について、「検察は世論の顔色を伺うが、このままだと政治家の立件は難しいかもしれない」と指摘した。

検察庁

検察庁

辛坊)過去のケースから見ると、政治資金収報告書への不記載・虚偽記載の金額が4000万円を超えてくると、刑事処分を受ける可能性があるとみています。世論の圧力が「政治家を誰も逮捕せず、派閥の事務職だけで終わるのか!」と高まった場合、検察は4000万円あたりを1つの線引きにして、政治家を1、2人立件するかもしれません。さらに、家宅捜索などで特別な証拠が出てきたとしたら、いわゆる「安倍派5人衆」の誰か、また事務総長経験者を共謀共同正犯で立件するかもしれません。

世論は「こんなに多くの政治家の名前があがっているのだから、有名人クラスの政治家の誰かは立件されるだろう」と期待しています。検察は世論の顔色を伺います。世論の怒りが大きく、「少なくとも名前の知られた政治家の1人ぐらいはと捕まえろ!」という声が持続すれば、その可能性もあるとは思います。ですから、怒りを持続させないといけない局面にきているのだろうと思います。

ところが、最近の検察は「無理だから」「難しいから」と“世論抑え”にかかっているように思えます。「通常国会が始まるまでの短期決戦。頑張ったんだけど、時間が足らなかった」という流れに傾いているような気がします。このままだと政治家の立件は難しいかもしれません。本当にそれで終わったら、「ふざけるな!」という感じです。

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