佐久間宣行、SASUKEで“ダイジェストになった出演者”を語る「落ちるまでをちゃんと編集して……」

12月20日（水）深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」（ニッポン放送・毎週水曜27時～28時30分）が生放送。毎年年末に放送されているスポーツバラエティ番組「SASUKE」（TBS系）の総合演出・乾雅人氏の驚きの編集スタイルについて語った。

SASUKE総合演出・乾雅人氏の“1人編集スタイル”を語る佐久間宣行

「今年の『SASUKE』も、僕もまた観ちゃうんですよね。たぶん今、このタイミングで総合演出の乾さん、『SASUKE』の伝道師みたいな方なんですけど、ウィークリーマンションを借りて、そこにハードディスクを10何台と全部繋げて、1人で編集してるんですよ。で、合間にサウナに行って、部屋に戻って編集して――っていう生活を、乾さんはやっているそうで。

普通は何人かで分けて編集するんですけど、最終的に乾さんは全部、自分でやるらしいです。しかも『SASUKE』って、これは皆さんも知ってるかもしれないけど、放送でダイジェストになった人も全部、編集するんですよ。ちゃんと、フルで。

以前は、その編集したDVDを本人に送ってあげていたそうです。全部編集して、『記念だから』って。放送でカットとかダイジェストになっている人って、たくさんいるじゃないですか。その人たちも、落ちるまでをちゃんと編集してあげて、記念に送ってあげていたそうです。（※現在は動画配信サービスで、全員分が配信されるようになっている。）

だから、そういうところがある番組は、続くんだよね。『TVチャンピオン』もそうだったからね。落ちた人にも……って」

テレビ地上波ではカットされるシーンも多いが、実は昔から、「SASUKE」出場者一人一人の競技シーンを、総合演出の乾が丁寧にノーカット編集していると明かした。

また佐久間といえば、テレビ東京に入社後「TVチャンピオン」のADやディレクターとして経験を積んでいるが、「『TVチャンピオン』もそうだった……」とつぶやき、出演者への敬意を払っていたと語った。