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黒木瞳が朗読劇『ルビンの壺が割れた』で感じた「これまでと違う演技方法」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年1月5日 11時20分

黒木瞳が朗読劇『ルビンの壺が割れた』で感じた「これまでと違う演技方法」

黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(12月29日放送)にニッポン放送アナウンサーの飯田浩司が出演。アナウンサーの仕事について語った。

※画像はイメージです

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。12月26日(火)~12月29日(金)のゲストはニッポン放送アナウンサーの飯田浩司。4日目は、俳優とアナウンサー、それぞれの仕事について—

飯田)6月に『ルビンの壺が割れた』という朗読劇をされましたが、役者として出るだけではなく、企画から脚本から、黒木さんが総合的に手掛けられたそうですね。

黒木)原作である宿野かほるさんの本が出たときに「面白いな」と思って、「映画にできないかな」、「舞台にできないかな」と考えていたのですが、ふと「朗読劇にしたら面白いのではないか」と思ったのです。ただ読むのではなく、ここにエンターテインメント性を入れればもっと面白いなと思って、架空の人物を1人入れました。ラッキィ池田さんをお迎えしてダンスも入れて、「あさナビ」で出会った世界初の光彫り作家・ゆるかわふうさんに光彫りの壺をつくっていただきました。ゆるかわさんと出会ったときに、「ルビンの壺はこれだ!」と思ったのですよ。そうして1つひとつのピースが……。

飯田)はまっていったのですね。

黒木)今度は次の段階で、どうやって原作権をいただくかと……。

飯田)プロデューサー的な方にスイッチが入るのですね。

黒木)企画書を書いたことがないので、朗読劇を自分で書いてしまおうと思い、実際に朗読劇を書いたのです。その方が早いなと思ったのですよ。

飯田)イメージで説明するよりも、現物で「これです」と出す。

黒木)もちろん、叩き台ではあるのですけれども。「ゆるかわふうさんの光彫りの壺を置きます」という内容などを書き添えて、始まりました。

飯田)そうだったのですね。

飯田浩司

飯田浩司

黒木)朗読劇は座って感情を表現するのですが、普通のお芝居や声優の仕事とは違って、椅子に座ったまま感情を出すことは難しいなと思いました。お腹から力を入れなければいけないし。大きな発見でした。

飯田)エンタメ業界のこの何年かを振り返ると、コロナ禍でつらい時期もあったではないですか。そういうことを乗り越えて、表現の面白さなど、何か変わったところはありましたか?

黒木)プライベートでは夫との会話も増えましたし、夫と散歩も始めました。飯田さんもよくお子さんの話をなさるので、優しいパパなのだろうなと思います。

飯田)子どもと野球をしたりしています。そういう時間がないと会話もなくなりますものね。

黒木)きちんと自分で消化して、現実を受け入れるということも大切かなと思いながら、多分、これからも、いままでと同じようなスタンスで過ごしていきたいなと思います。

飯田)そうですね。私の場合は担当しているのがニュース番組なので、何が起こるかわからないのですが、2024年はいろいろなイベントがあるため、流言飛語ではなく、きちんと伝えていければいいなと思います。現場へ行かずにイメージだけで語ってしまうと間違えることがあるので、「足を使わないといけない」と改めて思います。

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