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政治資金問題で池田議員逮捕「検察も本気なら金額の多少に関わらず立件しろ」辛坊治郎が指摘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年1月9日 11時30分

政治資金問題で池田議員逮捕「検察も本気なら金額の多少に関わらず立件しろ」辛坊治郎が指摘

キャスターの辛坊治郎が1月8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。政治資金規正法違反の疑いで、衆議院議員の池田佳隆容疑者が逮捕されたことについて「やっていたことは同罪なんだから、検察も本気なら、キックバックを受けていた人は額の多少に関わらず立件しろよ」と指摘した。

衆院本会議に臨む池田佳隆議員=2018年3月 写真提供:共同通信社

衆院本会議に臨む池田佳隆議員=2018年3月 写真提供:共同通信社

自民党の派閥の政治資金パーティー収入不記載事件で、東京地検特捜部は7日、およそ4800万円の高額な還流を受けたとみられる安倍派に所属していた衆議院議員の池田佳隆容疑者を政治資金規正法違反の疑いで逮捕した。

辛坊)2022年、当時自民党の衆院議員(千葉5区)だった薗浦健太郎氏が複数の政治団体で政治資金パーティー収入を政治資金収支報告書に計約4000万円少なく記載した罪で、東京地検特捜部に略式起訴されました。おそらく今回、(不記載額が)4000万円を超える人たちは3人。私は、この3人は立件の可能性が高いと以前から指摘していました。

その中で、特に池田容疑者は、直後に政治資金収支報告書の訂正を行っています。検察からすれば自白したようなもので、この人が真っ先にやられるのではないか説を唱えていたら、そうなりました。おそらく4000万円超えている人は、あと2人いるので、この2人は立件されると思います。

今回、池田容疑者は逮捕されましたが、過去の例でいうと、おととしの薗浦健太郎氏は逮捕されていないんです。略式起訴で罰金払って終わり。今回も、最終的に略式起訴で罰金を払って終わりになる可能性が高いですが、なぜ逮捕されたかというと、誰も逮捕しないと世論が抑えられないからです。検察に対する「これだけ大騒動して、政治家を誰も立件できないのかよ」という圧が必ずかかります。その圧を逃がすためには、ひとりぐらい逮捕しておくか…という判断だと私は思います。

ただ、ちょっとかわいそうだなと思うのは、池田容疑者は秘書に命じて、いっぱいパーティー券を売りまくった。売りまくったんでキックバックの額が多く、立件されました。「まぁノルマすれすれで売っておこうか」というような人たちがみんな助かっているのは、なんか理不尽な感じがします。やっていたことは同罪なんだから、検察も本気なら、キックバックを受けていた人は額の多少にかかわらず立件しろよと私は思います。

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