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「楽屋のれん」だけ下がる楽屋で、「ノック」はどうすればいいの?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年1月31日 11時25分

「楽屋のれん」だけ下がる楽屋で、「ノック」はどうすればいいの?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月24日放送分のテーマは「楽屋のれん」です。

※画像はイメージです

「楽屋のれん」とは、芝居や歌舞伎、落語などの演劇において、出演する役者の楽屋入口にかけられる「のれん」のことです。「ケガなど何もなく、無事に公演を終えられますように」「お客さまに満足していただけますように」という願いが込められています。

楽屋のれんをかけることで外からの視線をさえぎったり、あるいは舞台と楽屋を隔てる結界とされるため、公の場である舞台と、プライベート空間である楽屋を仕切る役割もあります。楽屋のれんをくぐることで、役者はオン・オフを切り替えることができます。

楽屋のれんには役者の名前や演じる役名が書かれていますが、それによって楽屋に誰がいるのか、どの役を演じているのかが一目でわかるようになっています。普段、楽屋の扉は開けられていて「楽屋のれん」だけが下がっている状態のため、楽屋にいる方に用事があるときは「トントン、失礼します」と言うのがマナーだそうです。

また楽屋のれんには、贈ってくれた身内や親しい間柄の方、またはファンからの応援の気持ちが込められています。

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