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「石川県へ、ぜひ旅行に来てほしい。金沢市は、ほぼ普段通りの生活」能登半島地震取材の地元局アナが呼びかけ

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年1月17日 18時15分

「石川県へ、ぜひ旅行に来てほしい。金沢市は、ほぼ普段通りの生活」能登半島地震取材の地元局アナが呼びかけ

能登半島地震を現地で取材している北陸放送の谷川恵一アナウンサーが1月17日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。現地の最新情報をリポートし、「石川県へ、ぜひ旅行に来てほしい。金沢市はほぼ普段通りの生活が戻っている」と呼びかけた。

震災後、金沢市の観光名所「ひがし茶屋街」の人通りは例年の半分以下だという=2024年1月16日午後、石川県金沢市(山本玲撮影) 写真提供:産経新聞社

震災後、金沢市の観光名所「ひがし茶屋街」の人通りは例年の半分以下だという=2024年1月16日午後、石川県金沢市(山本玲撮影) 写真提供:産経新聞社

能登半島地震で今も6000人以上が避難生活を強いられている石川県輪島市で17日、中学生が集団避難を行った。輪島市内の3つの中学校は避難所になっているため、授業が再開できないでいる。輪島市教育委員会によると、中学生約400人のうち集団避難を希望して保護者の同意が得られた約250人が、石川県白山市の施設に集団避難。期間は2カ月程度を想定している。

辛坊)17日時点の金沢市の被災状況を教えてください。

谷川)金沢市に関しては、ほぼ普段通りの生活に戻っています。地震の影響が多少残っている場所もありますが、街中のお店はほぼ営業しています。(石川県の)馳浩知事も「このような時こそ石川に来てほしい。過度にキャンセルしないでもらいたい」と呼びかけていますし、一定の商業活動は戻っている状態です。

辛坊)地元の方の立場からすると、観光に行ってもいいところですか。

谷川)「石川県へ、ぜひ旅行に来てほしい」という思いがあります。特に冬の金沢市は、兼六園や茶屋街の辺りがここ数年、観光客でごった返していました。特に新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5類」に移行されてからは、輪をかけて人がにぎわう地域でした。それが元日の震災以降、ずいぶんと静まり返っています。しかし、お店の方々は「来てもらえたら、ありがたい」と話されています。

辛坊)そのへんの感覚がよく分からないです。本当に今、旅行に行ってもいいのか…と。

谷川)基本的には、金沢市のほとんどのお店がウエルカムです。

辛坊)どの辺りまでは行ってもいいものなのでしょうか。

谷川)金沢市の街中から20~30キロ北上した辺りぐらいまででしょうか。能登半島の入り口を口能登、その北側を奥能登と呼びますが、口能登の辺りでは道の駅が営業を再開しています。一方で16日、のと里山海道(自動車専用道路)を通りましたが、わりとスムーズに走れました。輪島市は金沢市から100キロぐらい北上したところにあるのですが、60キロぐらいのところまでは行き来できるようなっています。その界隈でも営業を再開しているお店は多く見かけます。

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