自民党「裏金」問題 「派閥解散は次の選挙対策か」辛坊治郎が解説
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年1月25日 20時15分
キャスターの辛坊治郎が1月25日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。自民党派閥の「裏金」問題について、「党内で派閥解散が相次いでいるのは、次の選挙対策ではないか」と解説した。
立憲民主党の安住淳国対委員長は24日、自民党の浜田靖一国対委員長と国会内で会談し、自民党派閥の政治資金パーティーに関連して「裏金」を受け取っていた衆院議員は26日の通常国会召集前に衆院の各委員会の委員長や理事を辞任するよう要求した。
辛坊)25日、自民党森山派(近未来政治研究会)が解散を決めました。自民党6派閥のうち、安倍派(清和政策研究会)、岸田派(宏池会)、二階派(志帥会)に続く解散決定です。自民党内で派閥解散が相次いでいるのは、次の選挙対策ではないかと、私は見ています。
選挙の際には、候補者名とともに、自民党候補であれば所属する派閥名も露出します。「裏金」問題の後に行われる選挙では、派閥の肩書きは少なくともプラスにはならないでしょう。特に安倍派はマイナス要因にしかならないと思われます。
ただ、それで派閥がなくなるのかというと、そうとはいえません。過去にも、いったんは「派閥解散」と言いながら、数年後には元に戻っていたことが何度もあります。ですから、今回も派閥を解散した人たちは、ほとぼりが冷めた頃に再びグループをつくるのだと想像できます。
とはいえ、今回の自民党派閥の「裏金」問題で本来の問題点は派閥のあり方ではありません。政党から政治家個人に支給された政策活動費について、政治家個人には使途を公開する必要がないことです。政策活動費という巨大な穴が開いていることが分かったわけですから、「そこを塞げよ」という話です。ところが、ここ数日間の議論を聞いていると、与党も野党もそこに一言も触れません。理由は、政策活動費は与党にも野党にも使い勝手がいいからです。
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