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森永卓郎氏が「B宝館」の目玉として黒木瞳にねだった“ダジャレサイン”

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年2月8日 11時20分

森永卓郎氏が「B宝館」の目玉として黒木瞳にねだった“ダジャレサイン”

黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(2月1日放送)に経済アナリストの森永卓郎が出演。自ら運営する「B宝館」について語った。

森永卓郎

森永卓郎

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。1月29日(月)~2月2日(金)のゲストは経済アナリストの森永卓郎。4日目は、「B宝館」について—

黒木)森永さんは「B宝館」というご自身の博物館もつくっていらっしゃいますよね。12万点以上のお宝があるということですが。

森永)「B級で貧乏でおバカだけれどもビューティフル」というコンセプトでやっています。タレントのヒロミさんがB宝館の内部映像を見て、「綺麗なごみ屋敷」だとおっしゃっていました。価値があるものはないのですよ。あるテレビ局が鑑定士を連れてきて、「朝から晩まで全商品鑑定」というのをやったのですよ。その結論が「価値ゼロ」でした。「ゼロはないだろう」と言ったら、「プラスのものもあるけれど、大部分が産業廃棄物なので処理にコストがかかり、相殺してゼロですね」と言われました。

黒木)私も拝見しましたが、ミニカーを始めとしてカセットから電話から何でもあります。缶ビールや紙コップまで、ありとあらゆるものが綺麗に展示されていますよね。

森永)庶民の暮らしのなかにあったものたちです。でも紙コップなんて、みんなすぐ捨ててしまうので、残っているものがないのですよ。空き缶も意外と残っていない。そういうものを全部取って並べてあります。

黒木)新所沢駅から歩いて10分ぐらいのところにあります。2014年にオープンしたそうですが、月に1回だけ開くのですよね。

森永)最初は毎週開けていたのですが、毎週開けても月1回でも入場者数が変わらないという事実が発見されたので、月1回にしました。

黒木)「有名人ダジャレグッズ」があるではないですか。例えばキャメロン・ディアスだったら「キャラメルン・ディアス」とサインされたものや、矢口真里さんだったら「蛇口真里」とか。こういうものをご本人に書いてもらうのですか?

森永)キャメロン・ディアスのときは大変でしたね。映画の宣伝で日本に来られたとき、キャラメルを持って行ったのですが、マイケル・ジョーダンみたいなボディーガードが横にいるのです。そいつが私のことを睨みつけるので、足が震えて前に進めないのですよ。テレビ局のディレクターに一緒に来てもらい、「取材です」と言ったら通れました。キャラメルを出してキャメロン・ディアスに「何ですか?」と言われたから、「キャラメルン・ディアス」と言ったのですが、通じませんでした。そのため「とにかくサインしてくれ」と言って無理やりサインしてもらいました。トム・クルーズのときも大変でしたね。ルーズリーフのノートを持って行って「トムクルーズリーフ」と言っても通じないのですよ。

黒木)(笑)。

森永卓郎

森永卓郎

森永)きょうも持ってきたので、黒木さんにぜひサインして欲しいのですが。最近、「ちょっとストライクゾーンを外す」というのが得意技になってきました。外した方が楽しいのです。

黒木)そうですね。

森永)これ、何だかわかりますか?

黒木)コルク?

森永)ええ、コルク瞳。

黒木)(笑)。そのコルクに私が「コルク瞳」と書けばいいのですね。

森永)いや、そこはご本人の自由なのですが、すみません。

黒木)カタカナで書かなきゃダメだなあ。

森永)いま、カタカナで「コルクヒトミ」と書いてくださって、そのあとちゃんと漢字でサインをいただいています。こうやって乗ってくださる方は、本当に少なくてありがたいのです。

黒木)少ないのですか!? 私、好きですよ。

森永)マツコ・デラックスさんのところにソックスを持って行ったのですよ。「何ですか?」と言われたので「マツコ・デソックスです」と言ったら、「マツコ・デソックス」と書いてくださいました。

黒木)マツコ・デソックス?

森永)はい。逆にムッとして普通のサインだけくれる方が圧倒的に多いのですが。

黒木)そうなのですね。一応、黒木瞳あらため「コルク瞳」で。

森永)ありがとうございます。これを目玉にして飾ります。

森永卓郎

森永卓郎

森永卓郎(もりなが・たくろう)/経済アナリスト

■1957年生まれ。66歳。
■1980年に東京大学経済学部を卒業したのち、日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局等を経て、1991年から三和総合研究所(現:三菱東京UFJリサーチ&コンサルティング)の主席研究員を務める。
■90年代から経済アナリストとして数多くのメディアで活動。2003年には著書『年収300万円時代を生き抜く経済学』がベストセラーに。その鋭いコメントやわかりやすい解説が注目を集め、人気を博している。
■2006年からは獨協大学教授に就任。
■専門分野はマクロ経済学、計量経済学、労働経済。その他に、金融、恋愛、オタク系グッズなど、多くの分野で論評を展開している。
■ミニカーなど、さまざまなコレクターとしても有名で、自身のコレクション約12万点以上を展示する博物館「B宝館」も運営している。
■2023年12月27日、ステージ4の膵臓がんであることを公表。入院して治療を受けていたが、現在は退院。
■2023年5月には『ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト』を出版。

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