「岸田首相！ 聞く力が落ちているなら、耳鼻咽喉科へ行け！」 半年間、耳が聞こえにくかった辛坊治郎が勧奨

キャスターの辛坊治郎が2月6日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。この半年間ほど耳が聞こえにくい症状があり、同日、耳鼻咽喉科へ行ったところ、よく聞こえるようになったことを明かし、「岸田文雄首相の聞く力が最近、落ちているのは耳垢掃除をしていないからではないか。岸田首相！ 聞く力が落ちているなら、耳鼻咽喉科へ行きなさい！」と勧めた。

参院予算委員会に臨む岸田文雄首相＝2024年01月29日午後、参院第1委員会室（春名中撮影）　写真提供：産経新聞社

辛坊）岸田文雄首相が言う「聞く力」は、やはり大切です。最近、岸田首相の施政方針演説や国会答弁を聞いていると、岸田首相は聞く力が落ちているように、私には思えます。なぜ、岸田首相はこんなにも急速に聞く力が落ちたのか、疑問に感じていました。私が想像するところ、岸田首相はおそらく耳垢掃除をしていないのではないでしょうか。それで、聞こえていないのではないでしょうか。

実は私、半年ほど前から耳が聞こえにくく、悩んでいたんです。左耳の中に水が入ったままのような感じが続いていて、頭を振るとゴロゴロした感覚がありました。左耳を下にして左足でピョンピョン跳ねても、頭をコンコンたたいても、感触が治りませんでした。私の妻は私の耳垢掃除が趣味みたいな人で、綿棒を持って追いかけてきますが、この世のものとは思えないほど痛いんです。その妻が言いました。「私の手には負えないから、耳医者へ行き」と。耳鼻咽喉科のことを関西では耳医者と言います。

もしかすると、耳の中に悪性の腫瘍ができているから、耳垢掃除のときに異様に痛いのかもしれないとも考えました。単に耳垢が詰まっているだけならば不自由はないけれども、念のため専門家に診てもらったほうがいいだろうということで、本日、耳鼻咽喉科へ行ってきました。医師に症状を説明しました。すると、医師は左耳の中をのぞきながら、「はーん」と納得したような反応をするんです。そして、細いノズル型の治療機器を左耳の中に突っ込んで、チュと何かを吸い出しました。

出てきたのは、黒い塊です。耳垢でした。医師は「もう1つある」と言って、再び治療機器を左耳の中に突っ込み、さらに黒い塊を吸い出しました。やはり耳垢です。よく聞こえるようになりましたよ。聞く力の復活です。ですから、岸田首相！　聞く力が落ちているなら、耳鼻咽喉科へ行くことを強くお勧めします！