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森永卓郎 闘病から復活したら「東京ドームで歌いたい!」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年2月9日 11時20分

森永卓郎 闘病から復活したら「東京ドームで歌いたい!」

黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(2月2日放送)に経済アナリストの森永卓郎が出演。自らのがん治療について語った。

『垣花正あなたとハッピー! おかげさまで15周年 大感謝祭!! ~あやういデカ~』で「TOKIO」を熱唱する森永卓郎

『垣花正あなたとハッピー! おかげさまで15周年 大感謝祭!! ~あやういデカ~』で「TOKIO」を熱唱する森永卓郎

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。1月29日(月)~2月2日(金)のゲストは経済アナリストの森永卓郎。5日目は、今後について—

黒木)これから病気の治療も続けていくのだと思いますが、今後は嫌なことをやめて、楽しいことだけをやろうと思っていらっしゃるのですって?

森永)そうですね。がんを宣告されると、多くの人が仕事を全部やめて、「いままで行けなかった旅行に行こう」「温泉に行こう」「静かな余生を過ごそう」と考えるのだと聞いています。でも私はそんなこと、まったく思いませんでした。私の頭にあったのは「死ぬまで戦うぞ」と。「戦いながら死んでやる」ということです。

黒木)財務省の真実を暴く本を出すとか。

森永)そのあとも、いろいろとやらなければいけないことはあるのですが。

黒木)森永さんのなかでは、「この日本国がどうなっているか」という真実を知ってもらいたい思いがあるから……。

森永)「みんなで戦おうぜ」と。やはり遺伝の部分もあるのかなと最近思います。父が新聞記者だったのですよ。外信部で7~8割を過ごしたのかな。頑固親父でした。新聞の日曜版で世界各地の風景が出て、その風景の前で現地の子たちが遊んでいるという画づくりは、うちの親父が日本で初めてやったのですよ。

黒木)そうなのですね。

森永)家族はいい迷惑でね。スイスのジュネーブにいたときは、首都ベルンの教会前の広場で三脚を立て、(子どもの写真を撮るために)朝からずーっと待っているのです。でも、相手は子どもたちなので、いいところに来るとは限りません。朝から夕方までカメラを構え、日が落ちたら「帰るぞ」と言われて、「撮れた?」と聞いたら、「きょうはいいシーンがなかったね」と。でも翌週また行くなど、絶対に信念を曲げない親父でした。その遺伝子を受け継いでしまった気はします。

黒木)正義に立ち向かうところなど。

森永)大儲けはできなくても、自分の思うように自由に生きた方が、この世に生まれた意味があるのかなという気はしています。

森永卓郎

森永卓郎

黒木)「最後まで戦う」とおっしゃっていますから、戦うことが楽しいのでしょうね。生きがいにもなるし。

森永)いまでもテレビからは限りなく干されていますが、ラジオはいいですよ。テレビでは本当のことは言えません。ラジオは日本の最後の自由な言論空間なのです。

黒木)でも、自由な言論空間でなければいけないですよね。

森永)そうです。

黒木)いま、いちばん楽しいことは何ですか?

森永)ニッポン放送の仲間が、私が無事生還して番組レギュラーに戻れることになったら「モリタク歌謡祭」をやってくれることになっているのです。実は去年(2023年)の6月に『垣花正あなたとハッピー!』の番組15周年イベント(『垣花正あなたとハッピー! おかげさまで15周年 大感謝祭!! ~あやういデカ~』)が東京国際フォーラム・ホールAであったのですが、そこで歌ったのですよ。

黒木)おおー!

森永)4000人を前に歌ったら、すごく気持ちよくて、そのあとニッポン放送の社長に「次は東京ドームでやりたい」と言ったら、社長が無口になるという事件があってですね(笑)。

黒木)(笑)。

森永)でも東京ドームは無理にしても、フルコーラスを歌いたくて、10曲ぐらいだったら歌えます。

黒木)おお、すごい! 10曲?

森永)黒木さんのように上手くはないのですが、「下手でも楽しいのだ」ということを世間に伝えたいのです。みんなで歌おうぜ! Let’s sing!……すみません、滑ってしまいましたね。

黒木)……Let’s singですね(笑)。歌いましょう、みんなで。

森永卓郎

森永卓郎

森永卓郎(もりなが・たくろう)/経済アナリスト

■1957年生まれ。66歳。
■1980年に東京大学経済学部を卒業したのち、日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局等を経て、1991年から三和総合研究所(現:三菱東京UFJリサーチ&コンサルティング)の主席研究員を務める。
■90年代から経済アナリストとして数多くのメディアで活動。2003年には著書『年収300万円時代を生き抜く経済学』がベストセラーに。その鋭いコメントやわかりやすい解説が注目を集め、人気を博している。
■2006年からは獨協大学教授に就任。
■専門分野はマクロ経済学、計量経済学、労働経済。その他に、金融、恋愛、オタク系グッズなど、多くの分野で論評を展開している。
■ミニカーなど、さまざまなコレクターとしても有名で、自身のコレクション約12万点以上を展示する博物館「B宝館」も運営している。
■2023年12月27日、ステージ4の膵臓がんであることを公表。入院して治療を受けていたが、現在は退院。
■2023年5月には『ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト』を出版。

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