プーチン大統領に新恋人説 中村逸郎氏が“写真”を持参 「日本と違い、わざと女性スキャンダル報道で自分は若いと印象操作できる」辛坊治郎が指摘

ロシア政治に詳しい筑波大名誉教授の中村逸郎氏が2月26日、ニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。ロシアのプーチン大統領（71）の新恋人と報じされた女性の写真を中村氏から見せられた辛坊は、「女性スキャンダルが政治家の致命傷になる日本とは違い、ロシアのプーチン大統領はわざと報道させることにより、自分は若いと印象操作できる」と指摘した。

29.03.2023 Russian President Vladimir Putin meets with Acting Governor of the Omsk Region Vitaly Hotsenko via a video conference, at Novo-Ogaryovo residence, outside Moscow, Russia. Gavriil Grigorov / POOL　Ｓｐｕｔｎｉｋ／共同通信イメージズ

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めてから今月24日で2年が経過した。報道では、ウクライナの反転攻勢は思ったような成果を挙げられず、深刻な兵士不足の現状も伝えられている。こうした中、3月15～17日、大統領選が行われるロシア国内では、どのような動きがあるのか。専門家が新たな情報を明かした。

辛坊）ブルーグレーの目をした金髪の美しい女性の写真をお持ちいただいていますが、こちらは誰ですか。

中村）ロシアのプーチン大統領との熱愛が伝えられた新しい恋人とみられる女性で、エカテリーナ・ミズリナさん、39歳です。プーチン大統領は71歳ですから、年齢差は32歳です。

辛坊）新恋人ですか…。プーチン大統領は元気ですね。

中村）3月に大統領選を控え、プーチン大統領の最大の敵は自分です。つまり、自身の老化です。そこで、このタイミングで新恋人説を写真付きでロシア国内でも報じさせているのです。大統領選を前に、「自分は若いぞ、精力があるぞ」と国民に示したいのです。

辛坊）女性スキャンダルは、日本の政治家にとって場合によっては致命傷になります。しかし、日本と違いロシアのプーチン大統領にとっては、わざと女性スキャンダルを報道させることにより、自分は若いと印象操作できるわけですね。