米大統領選 「バイデン氏が本選前に後進に道を譲る? トランプ氏は金欠でピンチ?」辛坊治郎が行方を分析
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年3月7日 19時10分
キャスターの辛坊治郎が3月7日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。アメリカ大統領選の行方について、「バイデン氏が本選前に後進に道を譲る可能性もある。対するトランプ氏は金欠でピンチに陥るのではないか」と分析した。
11月のアメリカ大統領選に向けた野党・共和党の候補者選びを巡り、ヘイリー元国連大使が撤退を表明した。ヘイリー氏は「スーパーチューズデー」でトランプ前大統領に1勝14敗と大敗。指名を確実にしたトランプ氏を支持するかどうかは、イギリス初の女性首相である保守政治家サッチャー氏の名言「多数に追随せず、常に自分自身で決断せよ」を引用し、明言はしなかった。
辛坊)バイデン大統領は2期目のチャレンジですから、常道では民主党の候補者はバイデン氏で決まりです。ただ、バイデン氏は予備選で指名が確定した後、本選前に後進に道を譲る可能性もあります。本選で共和党のトランプ前大統領に勝てるかどうかについて、民主党として判断するタイミングがおそらく夏までにはくるような気がしています。
対する共和党ですが、トランプ氏はバイデン氏を攻撃する材料として最も効果的で何度も口にしているのが「俺のほうが若い。あんな年寄りに大統領をさせていいのいか」といったフレーズです。しかし、バイデン氏が本選前に自らの高齢を理由に後進に道を譲るとなると、トランプ氏は一気に戦いにくくなります。今までの批判が全て自分のところへ帰ってくるブーメラン現象が起きてしまうからです。
一方、トランプ氏が返り咲く確率が高まっているという見立てをする人が日本でも増えています。私も、有力なのではないかとも思います。ただ、トランプ氏の選挙資金集めに関し、懐事情が相当厳しくなってきている可能性があります。現職のバイデン氏が予備選をそれほど本気で戦う必要がなかったため、お金がかかっていない状態とは正反対です。なおかつ、トランプ氏は今後、裁判のために莫大な弁護士費用を用意しなければなりません。トランプ氏の金庫は11月の本戦に向かう頃には枯渇するかもしれません。
トランプ氏を巡っては、熱狂的に支持している人たちはいるものの、無党派層のウケが決定的に良くないことが、ここまでの予備選で明らかになってきています。無党派層に弱いうえ、金欠だという状況を考慮すると、トランプ氏はピンチに陥るのではないかという気もしてきました。
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