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東京都の公立、唯一の総合大学!? 東京ドーム9個分のキャンパスを有する東京都立大学にランパンプスが徹底取材!

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年3月15日 15時0分

東京都の公立、唯一の総合大学!? 東京ドーム9個分のキャンパスを有する東京都立大学にランパンプスが徹底取材!

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全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

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今回、お伺いする大学は東京都八王子市にある東京都立大学。「都立大学」ってどんな大学なの? など、受験生が気になる情報をランパンプスが徹底インタビュー! 学食レポートもこうご期待!!

――それでは早速ですが、企画広報課長の槍田綾子(やりたあやこ)さんにお話しを聞きに行きましょう。

槍田:東京都立大学企画広報課長の槍田綾子と申します。

小林:さっそくですが東京都立大学さんの創立の歴史を教えていただけますか?

槍田:本学は2005年の4月に「首都大学東京」という名前で設立されました。それ以前は、都立の大学が3つ、短期大学が1つあったんですが、それら4つの大学が再編、統合する形で2005年に新設されました。2020年の4月1日に「東京都が設置した大学である」ということを強く打ち出すために、名称を「東京都立大学」に変更したんです。

寺内:僕、2006年に首都大学東京を受けようと思ってたんですよ。当時、出来立てだった首都大学東京にすごく興味あって。

槍田:ありがとうございます。嬉しいです。

小林:「都立大学」って、あんまり馴染みがないんですが、東京都がつくったということなんですか?

槍田:はい。東京都がつくった公立大学になります。

小林:「都立大学ならでは」みたいな特徴はあるんですか?

槍田:例えば、主に一年次を対象に、キャリア教育の一環で職場体験をする授業があります。実際に就業の場所で体験して、自分の今後のキャリアを主体的に考えるといった意味合いがあり、就業体験先をたくさん用意してるんですけれども、東京都庁などの公的機関の体験先を用意できているというのは「都立大学ならでは」だと思います。

小林:そこから東京都庁の職員になる方はいらっしゃるんですか?

槍田:いらっしゃいます。

寺内:東京都立大学以外にも「都立大学」はあるんですか?

槍田:総合大学はここだけです。いつも「東京都の公立、唯一の総合大学ですよ」って言ってます(笑)。

小林:学部学科はどんなものがあるんですか?

槍田:7学部23学科ありまして、多すぎるので大学案内を見てもらえますか?

寺内:学部学科が多いのは、4大学が合わさってる歴史があるからってことですか?

槍田:その通りです。人文、社会、自然科学まで網羅しています。研究分野も、基礎分野から応用分野まで網羅しているので、特徴としては「たくさんの分野がある」ということになりますね。

寺内:実はキャンパスがちょっとはみ出して、埼玉にあるとか、神奈川に体育館だけ置いてる、みたいなのはないですか(笑)?

槍田:ないです(笑)。

小林:公立なんだから自分のところでやった方がいいだろ!

寺内:てことは、都内に全てのキャンパスがあるんですね。

槍田:はい。そして南大沢がメインキャンパスになります。

小林:ここ、すごく広いですよね?

槍田:東京ドーム9個分あります。

寺内:プロ野球なら一気に試合できますね! むしろ、12球団だから6試合なんで3つ余るくらい(笑)。

小林:めっちゃ広いな!

槍田:めっちゃ広いです(笑)。東西に広いんですよ。

小林:学科によって棟が分かれてるんですか?

槍田:はい。先ほど、7学部あると申し上げたんですけど、そのうち5学部がここにありまして、今、いらっしゃるあたりが理系エリアになっていて、理学部と都市環境学部の棟があります。南大沢駅の方に向かうと、そちらは文系エリアになってます。

寺内:理系は駅から遠いんだ……かわいそうに(笑)。

槍田:10分位は違いますね。

小林:南大沢キャンパスのマップってあります?

寺内:ちょっと待って! 四国じゃん(笑)!

槍田:都立大の卒業生でもある職員が「都立大から徒歩何分って書いてあって近いなと思って、部屋を借りたら、自分のエリアと真逆で、毎日すごい歩きました」と言ってました(笑)。

小林:都立大入ろうと思ってる人は、その辺もオープンキャンパスに来て調べたほうがいいね。

寺内:端っこから端っこに行こうなんて思った日には、もう!

槍田:ちょっと大変だと思います(笑)。

寺内:江戸時代なら2日かかるんじゃないんですか?

小林:……なんで? なんで江戸時代だと2日かかるの?

寺内:お前には分かんねえか。この頭のいいボケは。

小林:江戸時代だと歩く速度違うってこと?

寺内:……すいませんでした。一緒です。むしろ速いと思います(笑)。

槍田:広いキャンパスだからこその良いところがあって、一年生のうちは7つの学部の学生さんが皆このキャンパスで学ぶんです。最初の教養科目は全学部が同じ授業受けるので、1つの教室の中にいろんな学部の学生さんがいるんです。

寺内:横の繋がりができるんですね!

槍田:そうなんです。部活とかだと、横の繋がりはできやすいと思うんですけど、学問、勉強の中でも、他学部の学生同士の距離が近いというのも特徴ですね。あと、一学年1570人くらい、一学部だと200~300人で、専門科目などになると、さらに少なくなるので、教員との距離が近いということも学生さんから「良いところだ」と言ってもらえています。卒業生のアンケートでも、教員とのコミュニケーション満足度が89.6%、卒業論文指導の満足度が94.5%と高い数字になっています。

小林:ひとりにしないぞと!

寺内:大学生の頃、教授になんもしてもらわなかった気がする。

小林:お前が酒ばっか飲んでたからだろ!

寺内:教授はテニスばっかしてた。

小林:どっちも何してんだ(笑)。受験の種類はどんなものがあるんですか?

槍田:受験の種類もたくさんあるので大学案内をご覧いただきたいんですが、大きくは「一般選抜」と「多様な選抜」に分かれています。「多様な選抜」は一般選抜で測れない能力や資質を持つ学生を受け入れるためのもので、こちらも大きく「学校推薦型選抜」と「総合型選抜」に分かれています。

小林:え? 「科学オリンピック入試」ってなんですか?

槍田:珍しい入試もあるんですよ。

寺内:数学オリンピックみたいなことですか?

槍田:数学オリンピックは対象ではないのですが、そちらの選抜は、募集学科が指定するオリンピックやコンテスト等で好成績を収めたことが出願資格の一つになっています。

寺内:あ、この入試やりたい! 「研究室探検入試」だって! 夜9時から朝5時までに宝箱見つけたら合格とかですか(笑)?

槍田:そういう入試があったら面白いですけどね(笑)。実際には研究室を探検してもらって小論文を書いたり、グループ討議やプレゼンテーションをしたりしていただきます。

寺内:もし高校生の頃から好きなこと、やりたいことが決まっていて「この教授の研究室入りたい」って決めてる人だったらすごく良いですね!

槍田:本当にいろいろな種類の受験方法があって、各学部学科でどんな入試をしているかも様々なので、各入試区分の募集要項を受験生の皆さんには調べていただく必要があります。

寺内:大学院もあるんですか?

槍田:都立大では卒業生の3割以上が大学院に進学しますし、理学部やシステムデザイン学部だと約7割が大学院に進学します。大学院教育にも力を入れているので、もし学問を極めたい人は、東京都立大学に来ていただければ、先生とも距離が近くマンツーマンのような形で学べます。

寺内:90%以上満足している大学の大学院ですもんね。

小林:寺内さんもここに入ればよかったね?

寺内:東京都立大学に入ってたら人生変わってたよ。こんなに苦汁を舐める必要なんてなかった(笑)。

小林:苦いよね(笑)。この「光の塔」ってのが気になりますね。

槍田:本学のシンボルとして、光の塔を打ち出していこうと思っているんです。

※光の塔内部。正午に射し込む光の位置で季節が分かるような構造になっている。

寺内:毎月10日にライトアップするんだ!

小林:イオン感謝デーみたいだね。

槍田:(笑)。「毎月10日は光の塔」みたいな感じで覚えてもらえたらいいなって思ってます。

寺内:塔だから(笑)。

槍田:はい、すみません(笑)。

小林:卒業後の進路は、どういう形が多いんですか?

槍田:いろんな学部学科があるので、それぞれに違うというのが、正直なところなんですけれど、全体だと情報通信、医療福祉、公務員の順に多くて、公務員になる学生が多いのが特徴だと思ってます。

寺内:東京の公務員なんですか?

槍田:国家公務員になる方もいるんですけど、都道府県、市区町村の職員採用者数ランキングでは公立大学で1位の実績があります。行政職だけじゃなくて、都市基盤などの技術系の方などもいらっしゃいますし、教員になられる方もいらっしゃいます。

寺内:へー!

小林:クラブ活動は力を入れているんですか?

槍田:よく大学の広報で取り上げさせてもらうのは「鳥人間部」ですね。

小林:鳥人間がここにいるんだ! 「あぁー! 東京都立大学ぅー!」みたいな(笑)。

寺内:なんで、落ちる時のアナウンスするんだよ(笑)。

小林:落ちる時が一番見ものだからね(笑)。「東京都立大学ぅー!!」

寺内:滑空してる時のアナウンスしろよ!

小林:どんな学生さんに入学してほしいですか?

槍田:アドミッション・ポリシーという形で皆さんにお知らせしているのですが「知的好奇心にあふれ、未知のものにチャレンジする人」「独創的な発想に富み個性豊かな人」「人とのかかわりを大切にし、社会に貢献する人」「向上心が強く努力を惜しまない人」に来ていただきたいです。

寺内:4つ目以外は芸人と一緒ですね。

槍田:4つ目も皆さんされるんじゃないですか(笑)?

寺内:芸人は努力を惜しむんです。

小林:すぐギャンブルとかするんですよ。

槍田:(笑)。うちの学生は本当に真面目な子が多くて。本当にこのアドミッション・ポリシー通りの子が来ていると思います。

小林:学生さんたちには、どういう人材に育ってほしいですか?

槍田:「本物の考える力」や「未来に挑戦する力」を身に付けて大学を卒業してほしいと考えています。学長が常々おっしゃっていることなんですが、昨今、コロナ、災害、国際紛争などがあったり、AIが台頭してきたりと今まで想像してこなかったことが起きています。その結果、今までの常識が変わり、大学で最新の知識を学んでも、20年も経てば古くなってしまいます。そういう時こそ「基礎的な学問の力」「物事を考える力」を身に付けていれば、振り回されず適切に対処できるので、学問での活動、それ以外の課外活動などを通して、養ってほしいと思っております。

小林:それが「本物の考える力」だと!

寺内:偽物だったな……僕たちなんて。

小林:まがい物だよ。いっつも適当に喋ってるしね……(笑)。

小林:最後になるんですけれども、今頑張っている受験生に一言いただけますか?

槍田:受験勉強は苦しいでしょうし、なんでこんなこと勉強しなきゃいけないんだって疑問に思っちゃう時もあると思います。しかし、実際、大学で学ぶ中で、高校時代に学んできたことが、今、自分が学んでいることにこうやって繋がるんだ! という経験をたくさんすることになると思います。ですので、今、している勉強は必ず大学で役に立つので、自分を信じて頑張って勉強していただければと思います。

寺内:繋がる時がくると!

槍田:はい。学長がいつもそうおっしゃっています(笑)。

寺内:実際、大学だけじゃなくて、社会に出てからも必要だったりしますよね。

小林:本日はありがとうございました。

槍田:こちらこそありがとうございました。

――それでは学食行きましょう。本日は、小林さんは「辛味噌ラーメン」、寺内さんは「カレーライス」になります。

小林:学生さんがおすすめしてくれた、「辛味噌ラーメン」をいただきたいと思います。ただ、私は辛いものが苦手です(笑)。

小林:さあ、挑戦だ! いただきます!

小林:あ、結構辛いかも。割と辛いの好きな人でも満足するぐらいの辛さ。

寺内:すごい赤いもんね!

小林:だけど美味しい……けど辛い。美味い、美味い、辛い、美味い! って感じ(笑)。

小林:あ、チャーシュー2枚入ってる! 麺の量が学生向きだからボリューム満点……あ! そうだ! 「うまいーナイトニッポン」!

寺内:はわわわわ! と、と、取られた! 俺の「うまいーナイトニッポン」を取るなよ!

小林:ドブに捨ててあったから拾っただけだよ(笑)。

寺内:さて、私は、いつにも増してすごく美味しそうなカレーをいただきます!

小林:いつもより福神漬けの量がエグくない?

寺内:「福神漬け多めで」という注文に答えてもらいました。さすが都立大学さん!

小林:食器がおばあちゃん家にあるやつだね(笑)。

寺内:学食ならではの古典的なお皿ですけど、中はもう伝統ぶち壊すぐらいの革新的なカレーだと思います。いい匂い! まず白いご飯から行きます(笑)。

小林:そんなカレーの食べ方の人いないって!

寺内:これだとちょっと物足りないですね。それでは念願のカレーをいただきます!

小林:念願のとか言ってる(笑)。

寺内:ああ、毎日食べたい味。もう、ここに住みたい。特別美味しいですね。

小林:そうなの? 他の大学の学食カレーとあんまり変わんなそうだけど?

寺内:100点満点で点数つけるなら308点です。前回120点だったので、188点増しです。前回のカレーと味は一緒なんですけどね。

小林:そりゃそうだ。学食のカレーの味をめっちゃ変えてたら変でしょ(笑)。

寺内:味も辛さもほとんど一緒ですけど、あえて308点です……それでは失礼して、「南大沢カレーフェスティバル」!

小林:勝手なことすんな! ほかの学食のカレーとの違いをレビューしろよ!

寺内:水の食レポくらいむずい(笑)。でも本当に美味しいんだよ?

小林:味の違いの食レポは無理なんだ?

寺内:……マジで一緒です(笑)。どんな人が食べても美味しい味! ご馳走様でした!

――さて、国立以外では初の公立の大学、東京都立大学でお話を伺いましたが、いかがでしたか?

小林:新鮮でしたね。公務員になる人が多いとか、公立大学の良いところっていっぱいあるんだなっていうのを感じました。

寺内:あと、広い! 東京ドーム9個分!

小林:逆に東京ドームって小さいんだなって思った。

寺内:東京ドームを狭く感じさせるぐらい広いってことだよね。一学年1500人だから6000人くらいがここにいるのに、全然窮屈に感じない。

小林:幅広い分野の学部があって、どんな学生でも学べるから色んな友達ができそうだよね。それが総合大学の良さなんだね。

寺内:もし高校生の時に、名称変更前の首都大学東京を受けてたら、人生変わってたかもしれない。

小林:どうなってた?

寺内:こんな苦汁を舐めることはなかった、ってさっきも同じこと言いましたけど……え? 変えた方が良かった?

小林:スクロール戻っちゃったかな? って、読んでる人が戸惑うかもしれないからやめてください。

 

次回の『おうえんしナイト』は東京都立大学の後編としてランパンプスが在学生への取材の様子をお届けします。

<東京都立大学・南大沢キャンパス>
住所:〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1

『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。

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