「ドラキュラマット」って何？ 身近な生活用品の「意外な名称」

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月20日放送分のテーマは「生活用品の正式名称」です。

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お店のレジなどで、お金を載せる皿のようなものがあります。「コイントレー」「キャッシュトレー」「釣り銭皿」などと呼ばれていますが、正式名称は「カルトン」です。フランス語で「厚紙でつくった皿」という意味があります。お金を載せるところが突起状になっている場合が多いのは、お札や硬貨を取りやすくするためだそうです。

「新品の靴下の先端に付いている留め具」は「ソクパス（ソッパス）」と呼ばれます。広げた形がコンパスに似ているため、「ソックス＋コンパス」でこの名前になったと言われています。

また、パック販売の肉や魚の下に敷かれた、余分な水分などを吸い取るための白いシートは、「ドリップ吸水シート」または「吸水シート」が正式名称です。

他には「ドラキュラマット」とも呼ばれており、食品の包装資材の会社「三和コーポレーション」が1984年、自社製品の吸水シートに名付けています。「ドラキュラは血を吸うから」という由来だそうですよ。