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山田裕貴、『君が心をくれたから』登場人物名に込められた思いに感服「すごいと思って!」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年3月25日 17時50分

山田裕貴、『君が心をくれたから』登場人物名に込められた思いに感服「すごいと思って!」

3月18日(月)深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週月曜24時~24時58分)が放送。同日に最終回を迎えたドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の裏側を、山田が明かした。

『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の役名に込められた想いを語った山田裕貴

『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の役名に込められた思いを語った山田裕貴

本作は、永野芽郁演じる主人公・逢原雨が、山田演じる朝野太陽のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。ドラマ最終回を迎えたばかりの山田が、作品への思いを語った。

「『君が心をくれたから』は、永野芽郁ちゃん演じる逢原雨が、僕の命を助ける代わりに五感を差し出すというストーリーなんです。

五感って、これを見つめ直す瞬間ってなかなか無いじゃないですか。僕は、触覚があるし、ペンを持てばペンを持っている感触がある。視えているし、聴こえているし、匂いも感じるし、味も感じられる。

今回のドラマでは、五感だけじゃなくて、1分1秒の大切さ、人を想う大切さが伝わればいいなと思っていました」

さらに山田は、同作の脚本を手掛けた宇山佳佑から、登場人物名の由来について説明を受けたと告白。宇山のコメントを読み上げながら、主人公『逢原雨』と『朝野太陽』の名前に込められた意味についても明かした。

「登場人物の名前は、人と人との繋がりを意識して名付けているそうです。(主役2人の)『雨』と『太陽』については、雨が降っているときは、太陽は同じ空にいられないと。だから、“過酷な奇跡”をお互いが背負ってしまって、2人は上手く繋がれないとなっているんですね。

それでも、晴れた空から雨が降るということを『天泣(てんきゅう)』と言うらしいのですが、2人を出逢う第1話の過去パートのトップシーンは、『天泣』から始めたと。だから、雨と太陽はそこで繋がっているんですって。

そこで、僕はまず『ほぉ〜!』と思って! これは、発売中のノベライズ本にも色々書いてあるみたいなので、見てほしいんです!

『雨』と『太陽』の苗字については、『朝野』はその字の通り、時間帯の『朝』から命名していて、『逢原』は、夕方の薄暗くなった『逢魔時(おおまがとき)』という時間帯のことを指すそうです。

“朝”と“夕方”を意味する2人の間には、“昼”があって、太陽が照らす下という『日下(にっか)』という言葉から、案内人の斎藤工さんが演じた『日下(くさか)』を命名したと。本作の奇跡の象徴である日下は、“昼”を意味していて、朝と夕方を分かつ存在。だから、日下さんが“昼”として存在してくれているから、雨と太陽が繋がっていると。こういう意味が込められているらしいんですよ!

また、“朝”と“夕方”は“夜”で繋がることもできる。その夜は、満月を意味する『望月』という漢字から、白洲迅くんが演じる『望田司』は、月と夜のイメージで、2人を繋ぐ存在だと。

名前から作品のストーリーが浮かぶというか、雨と太陽を繋げてくれるんだなって名前だけでもわかるようになってるんですよ。それがすごいと思って!」

主要キャストそれぞれの名前に、「朝・夕方・昼・夜」の切ない関係性が表れていると知り、驚きの声を上げていた山田。

また、その他の登場人物の名前にもさまざまな意味が込められていると説明し、「宇山さん、本当にありがとうございます!」と感謝を伝えた山田は、「ぜひ、もう一回見返したり、ドラマを思い出してくれたらうれしいです」とリスナーに語りかけた。

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