Da-iCE、DOBERMAN INFINITYらがZepp Hanedaを揺らす! フジテレビの音楽番組発「Tune Live 2024」に観客が熱狂
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年4月1日 16時50分
日本や世界の音楽シーンを代表するアーティストから、次世代を担うネクストブレイクアーティストまで、旬な情報をお届けする音楽番組『Tune』(フジテレビ)と連動した音楽イベント「Tune Live 2024」が、3月30日にZepp Hanedaにて開催。Da-iCE、KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONY、OCTPATH、DOBERMAN INFINITYの6組に加え、MAIN MCを務めたSWAYもclaquepotとコラボパフォーマンスを行い、集まったファンを熱狂させた。
6回目となった「Tune Live」のトップバッターを飾るのは、Da-iCE。Da-iCEは同イベント6回中、5回も出演。「Tune Live」に欠かせないアーティストとなっているだけあり、彼らが登場すると、2階席まで立ち見が出たほど満員となった会場中のファンから大歓声が上がる。
そんなDa-iCEは、ドラマの主題歌やYouTubeアニメの主題歌となった「ナイモノネダリ」「CITRUS」「A2Z」の3曲を立て続けに披露。勢いのある曲が続いたため、MCで「トップバッターだけどくたびれったー」とおチャラけて観客の笑いを誘う大野雄大。その大野がお酒を飲むフリをしたことをきっかけに、次曲「ハイボールブギ」へ。その後も「SWITCH」「スターマイン」と最後まで観客を休ませる気のないセットリストとなっており、「飛べ!」「もっと行ける!」「足りない!」と盛大に煽って会場を盛り上げた。
Da-iCEが上げた会場の熱をさらに熱くしようと、ここからはLDH史上最大規模である4.8万人が参加したオーディション「iCON Z 〜Dreams For Children〜」から誕生したグループ、KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONYが続けて登場。最初のアーティスト・KID PHENOMENONは、LDHのグループながら、メンバー7人全員がマイクを持ってダンスパフォーマンスも行うことが特徴。この日も7色の美声を響かせ、さらにスタイリッシュなダンスで観客を魅了する。
歌声とダンスはかっこいい良さが詰まっていたのだが、MCでの自己紹介で先日3月19日に17歳になったばかりの山本光汰が「16歳です」と言い間違えてしまい、メンバーやファンからツッコまれるというお茶目な一面も。そんなKID PHENOMENONは、「存在証明」「Ace In The Hole」、さらに客前初披露となる新曲「ONE DAY」。そしてデビュー曲の「Wheelie」の全4曲を歌い上げた。
続くTHE JET BOY BANGERZは、この日の出演アーティストの中で一番人数が多い10人組。ステージ全体を使った力強いパフォーマンス、そしてプロダンスリーグD.LEAGUEで活躍するパフォーマーを中心とした高いダンススキルで観客を圧倒する。そんなTHE JET BOY BANGERZは、デビュー曲「Jettin’」をはじめ、「TEN」「RAGING BULL」そしてオリコンチャートで1位を獲得した最新曲「PHOTOGENIC」の4曲を披露。アクロバティックなダンスもあり、客席から大歓声が上がっていた。
「iCON Z」発グループステージのトリを飾るのは、WOLF HOWL HARMONY。豊かな表現力を武器としており、話題のドラマ『離婚しない男ーサレ夫と悪嫁の騙し愛ー』の主題歌「Frosen Butterfly」や「Sweet Rain」をしっとり聴かせたり、「Sugar Honey」ではコールや手拍子で会場を一体感で包み込む。最後の楽曲「LOVE RED」は、WOLF HOWL HARMONYにとって初めてのオリジナル楽曲。「始まりのこの曲で愛を届けます!」とSUZUKIが言った通り、気持ちのこもった美しい歌声で愛を届けた。
次のアーティストに進む前に、急きょ出演が決まったclaquepot feat.SWAYによるステージ「4 y’all feat. SWAY」が挟まる。Da-iCEのパフォーマー・工藤大輝の双子の兄(と噂される?)のclaquepot。MCで「またコラボしよう!」という話になったのだが、「弟のスケジュールを確認しないと。自分も出られないから……」と謎の言い訳が繰り広げられる一幕もあった。
熱気にあふれた会場を笑いでクールダウンさせた後は、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」に出演した元練習生で構成されたボーイズグループ・OCTPATHが登場。なんと、「OCTAVE」「Showtime」「Like」「IT’S A BOP」「WAKE UP」の5曲をノンストップで披露するという、最初から飛ばすOCTPATH。MCを終えた後も「Hello Tomorrow」「our Good Time」「Come Alive」と続き、最後まで手を抜かないパフォーマンスに観客は大いに沸いた。
熱狂のステージのトリを飾るのは、DOBERMAN INFINITY。こちらもOCTPATH同様「SO RICH」「そんぐらいのことだぜ」「JUMP AROUND ∞」「SAY YEAH!!」「Flammable」という盛り上げ曲5曲をノンストップでパフォーマンス。「JUMP」という歌詞が出る度に観客が飛び、「踊れ!」と言われれば踊り、一緒にタオルを振るなど、文字通り会場を揺らす。
3時間にわたるライブの最後のアーティストにも関わらず冷めやらぬ熱気に、KUBO-Cが「元気やね!?」と呼びかけると、まだまだ暴れ足りない観客から「イエーイ!」という声が上がる。そして「We are the one」「You’re the Reason」「マンマミーア!」と続いた後、イベントはエンディングの時間へ。
パフォーマンスを終えたばかりで汗だくのSWAYが「100メートルマラソンのようだった」と感想を語ると、観客から「お疲れ様」の意味がこもった温かい拍手が送られる。さらに、「今回のclaquepotとのコラボのように、また『Tune』ならではの演出を考えていきたい」と次のライブにかける意気込みを述べると、今度は期待の拍手が巻き起こる。最初から最後まで大盛り上がりとなったイベントは、温かな雰囲気で幕を下ろした。
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