日向坂46 松田好花「ラジオは人の内面的な魅力に触れられる」『オールナイトニッポンX(クロス)』木曜パーソナリティ就任インタビュー

3月14日（木）、ニッポン放送のイマジンスタジオにて『オールナイトニッポン』2024年度ラインナップ発表記者会見が行なわれ、日向坂46 松田好花が『オールナイトニッポンX(クロス)』（ニッポン放送　月〜木24:00〜）の木曜パーソナリティを担当することが発表された。

松田は2021年10月より2年間、『日向坂46松田好花の日向坂高校放送部』のパーソナリティを担当。その後、2023年10月からは毎月最終土曜日放送の『日向坂46・松田好花のオールナイトニッポン0(ZERO)』を担当してきた。

今回は、記者会見を終えたばかりの松田にインタビュー。パーソナリティ決定の話を聞いたときの状況や呼びたいゲスト、毎週生放送を担当することへの意気込みを聞いてみた。

日向坂46 松田好花

気負いすぎてもダメだと思う

⸺松田さんといえば、『日向坂高校放送部』（以下『このラジ』）はサプライズだったり、『オールナイトニッポン0(ZERO)』はライブの直後だったりとニッポン放送の番組を担当することを知らされるシーンがすごく特徴的です。今回はどういった状況だったのでしょうか？

『大好き!日向坂46』という番組の生配信イベントが始まる直前にスタッフさんから呼ばれました。「松田、いい？」と。てっきりライブのMCパートの相談だと思っていたので廊下での立ち話を想定していたら、部屋に通されて……「4月からオールナイトニッポンXの木曜日の担当になりました」と言われて、本当にびっくりしましたね。「本当ですか！？」と声が出ました。

日向坂46 松田好花

⸺話を聞いたときは、率直にどのように思いましたか？

嬉しいし、何よりありがたかったです。でも、もともとは「月1を細く長く続けたい」と思っていたので、毎週担当することに「大丈夫かな……」という気持ちも錯綜しています（笑）。

うーん……とはいえ、誰もがもらえるチャンスではないので、きちんと責任を持って頑張りたいです。気負いすぎてもダメだと思うので！

⸺毎週の生放送になることで、ラジオとの接点は増えていくわけですが……。

そうですよね。必然的に自分のこともたくさん話すことになるので、私生活と向き合う時間やいろいろなことにアンテナを張る機会は増えていくのかなと思います。

ラジオパーソナリティを始めてから、日常の何気ない出来事をメモする習慣もできて、その中で培われたものもありました。せっかくの毎週の生放送の機会を自分の成長にもつなげていきたいと思います。

日向坂46 松田好花

⸺『このラジ』『オールナイトニッポン0(ZERO)』時代から番組放送作家を担当しているサトミツ（佐藤満春）さんとは何か会話をしましたか？

サトミツさんは「少数の意見に流されるのではなく、自分がやりたいと思うこと、楽しいと思うことを芯をもってやればいい」と強く背中を押してくれました。

土曜日の『オールナイトニッポン0(ZERO)』ではサトミツさんが前の時間帯の番組を担当していたので、生放送が始まってから顔を合わせていたのですが、これからは事前に相談できるのでありがたいです。

ゲストに呼びたいのは勝手に仲間意識を抱いているあの芸人

日向坂46 松田好花

⸺ゲストに呼んでみたいメンバーはいますか？

誰だろう……どのメンバーにも来てもらいたいです。『このラジ』はゲストのメンバーとの掛け合いのようなスタイルだったけど、生放送だと想定外のことも起こって新しい関係性が生まれることもありますから。時間的に生放送だと18歳未満のメンバーは出演できないので、成人になったら番組でお祝いしたいです。

⸺日向坂46のメンバー以外だといかがでしょうか？

アンガールズさんです。『アンガールズのジャンピン（オールナイトニッポンPODCAST）』が好きでよく聴いているのですが、『このラジ』と同じタイミングでスタートした番組なので、勝手に仲間意識を抱いていて。（ニッポン放送のイベントである）ラジオパークの公開収録にもコッソリ行きました（笑）。

山根さんからはアイツと呼ばれているので、直接お話しできる機会があったら楽しそうです。あとは、田中さんとセミの鳴き声対決もしてみたいです。勝敗は山根さんやリスナーのみなさんに決めてもらう……みたいなふざけたこともやってみたいですね。

日向坂46 松田好花

⸺パーソナリティでありながらラジオリスナーでもある松田さんにとってラジオの好きなところはどこですか？

本当にいっぱいあるんですが、特に心を惹かれているのがパーソナリティの人間性が見えるところです。人の内面的な魅力に触れられるメディアなので、パーソナリティとスタッフ、リスナーとのチーム感も生まれやすいですよね。私もリスナーのみなさんとのチーム感をつくっていけたら嬉しいです。ぜひ、聴いてください！

（おわり）