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山下美月、乃木坂46卒業を控え「本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです」 卒業後も「ファンの皆さんとお会いできる場所を必ず作りたい」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年5月12日 11時40分

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5月8日(水)深夜、乃木坂46からの卒業を控える3期生・山下美月がパーソナリティを務めた、特別ラジオ番組「乃木坂46 山下美月のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・25時~27時)が生放送。卒業が迫った今の心境や、リスナーやファンへの思いを語った。

乃木坂46 山下美月

乃木坂46 山下美月

5月11・12日に東京ドームで行われる「乃木坂46 山下美月 卒業コンサート」がラストライブとなる山下。今の気持ちについて、「実感わかないけど、すごく緊張していて毎日お腹痛いです(笑) 東京ドームで卒業された先輩方は、実は卒業後にライブをしていて、現役中に卒業コンサートを開かせていただく形ではないので……。だから、卒業の日を迎えるために走っているっていうよりは、ライブ頑張らなきゃみたいな……」と心境を吐露。

ゲストには、5期生から、五百城茉央と一ノ瀬美空も登場。一緒に卒業コンサートの準備を進めているという2人は、「どんなコンサートになりそうか」という質問に、「胸アツ展開が多めじゃないですか。多分、ファンの皆さんが期待していることに、ほとんど答えてるような気がします」と回答した。

また、山下が、楽曲を披露する際にシンメ(左右対称の位置)になることが多かった同期・久保史緒里への感謝を述べる場面も。「大人が決めたはずの フォーメーションなのに、いつからか自分の中ですごく大きいものになっていて。すごく居心地がいいけど、刺激をもらえるし。背中を向いてるはずなんだけど、頑張り方のベクトルは結構一緒だなって思うこともすごく多くて。久保は2歳年下なんですけど、尊敬することもたくさんあるし、かっこいいなって普段から思っていて。ライバルっていう言葉ともまた違って、本当に戦友というか、一緒に戦ってきたからこそ、ここまで来れたなって。私はすごく感謝してます」と、恥ずかしがりながら語った。

乃木坂46 山下美月(中央)と、五百城茉央(右)、一ノ瀬美空(左)

乃木坂46 山下美月(中央)と、五百城茉央(右)、一ノ瀬美空(左)

この他にも、山下と2人が初めて会ったときの話や、山下が乃木坂46として活動してきた約7年半の思い出についても回想。そして番組終盤には、スタジオで山下が1人になり、全国のリスナーとファンへの感謝を語った。

「あっという間でしたね。乃木坂46としての約7年半ちょっとぐらいですかね。なんか、もう寂しい。“なんか寂しい”という感情って、これまで人生で味わうことが基本なくて。小学校から中学校に上がるときも同じメンバーで上がるし、中学から高校に行くときとかも「新しい生活が待ってる!」と思って。乃木坂46に入るときに、新しい学校に転校するのは寂しかったけど……。

でもこんな風に、数ヶ月間に卒業を発表してから、毎日毎日寝る前にファンの皆さんの顔を思い浮かべながら……。あの方は元気にしてるかな……とか、考える時間がたくさん増えて。

今日も、先程まで『ミート&グリート』っていうオンラインでお話しできるイベントを乃木坂46でやらせていただいていて。今日が最後の参加だったんですけども、本当にいろんなファンの方がいて、夜眠そうに目をこすりながら来てくれる赤ちゃんとか、小学生の子とかだったりとか、日本だけじゃなくいろんな国の方が来てくれたりとか。『残業中に抜け出してきました』とか、『明日テストなんですけど、今日来ました』とか……。

アイドルになってなかったらきっと関わることのなかった方々と、こんなにも関わらせていただいて。それがすごく嬉しいけど、ずっと怖さもあって……。アイドルっていろんな方の人生に、こんなに影響を及ぼすんだ……みたいな。自分がアイドル好きだったからこそ、その影響力というか、アイドルは人を変えられるぐらいの力を持ってるんだって思う瞬間とかもたまにあって。

でも、やっぱり乃木坂46に入って7年半ぐらいアイドルをやって分かったことは、皆さんに出会えてすごく良かったなって。本当にその一言です。これだけたくさん優しさをもらって、愛をいただけて……。我が子のように見守ってくださるファンの方、本当の恋人のように好きになってくださったファンの方、本当にいっぱい思い浮かぶんですよ。ファンの方々のために頑張りたいっていう気持ちがずっとあったからこそ、私はここまで頑張れたと思うし。

辛かったときの話はあんまりしたくないですけど……。私は最初13歳で芸能界に入り、なかなか芽が出ず、17歳で乃木坂46に拾っていただいて、そして24歳。アイドルを卒業する頃には、卒業コンサートを東京ドームという素敵な場所で開かせていただけるまでになって。

スタッフさんはもちろんですけど、やっぱりファンの皆さんがここまで育ててくださったっていう……。水をあげてくださって、ちゃんと花開いたよって、7年半前の私に教えてあげたいですね。

本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ卒業コンサートも控えてますし、感謝を伝えるタイミングは残り3日ですけど、全力でアイドルとして全うして、最後の最後まで乃木坂46・山下美月として私は燃え尽きたいと思ってますので、最後までちゃんと見届けてくださったら嬉しいなと思います」

乃木坂46 山下美月(中央)と、五百城茉央(左)、一ノ瀬美空(右)

乃木坂46 山下美月(中央)と、五百城茉央(左)、一ノ瀬美空(右)

その後、山下のソロ曲『夏桜』をオンエアし、「私は卒業後も、ファンの皆さんとお会いできる場所を必ず作りたいと思っていますので『寂しいな』『不安だな』って思っている方も、安心して待ってくださっていたら嬉しいなと思います。本当に7年半、たくさんの愛をありがとうございました」と、卒業後も応援してほしいと呼びかけていた。

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