たどり着いたM-1決勝は「最高裁判所みたいに見えた」 THE SECONDファイナリスト ザ・パンチが16年前を回顧

5月13日（月）、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ　ザ・ラジオショー」（ニッポン放送・毎週月曜～木曜 13時～15時30分）が放送。『THE SECOND～漫才トーナメント～2024』（フジテレビ系）の最終決戦『グランプリファイナル』に出場するお笑いコンビ　ザ・パンチのパンチ浜崎とノーパンチ松尾が、ナイツとともにファイナリストとなった16年前の『M-1』を振り返った。

ザ・パンチ　パンチ浜崎、ノーパンチ松尾

昨年2023年にスタートし今年で2年目を迎える、結成16年以上のコンビが競うお笑い賞レース『THE SECOND～漫才トーナメント～』の、ファイナリスト8組の中から優勝コンビを決める『グランプリファイナル』が5月18日（土）に生放送される。その中の1組として勝ち残っているザ・パンチだが、16年前の若手漫才師頂上決戦『M-1グランプリ 2008』（ABCテレビ／テレビ朝日系）では、ナイツとともに決勝進出を果たし、ファイナリストとなっている。目の前が真っ白になるほど緊張したためうまくいかなかったとザ・パンチが明かしたことをきっかけに、4人でこの年のM-1を振り返った。

塙：いま見ると、審査員（の顔ぶれが）ごっついんですよ。（中田）カウス師匠、（渡辺正行）リーダー、（島田）紳助さん、大竹まことさん、松本（人志）さん、上沼（恵美子）さん……そりゃ緊張しますわ。

浜崎：あそこが、なんか、最高裁判所みたいに見えるんですよね。

土屋：裁かれてる感じね

浜崎:『旧M-1』って、ちょっとそんな感じありましたよね。

松尾：あの時の東京と大阪で予選が別だったんで、東京の準決勝は俺全部見たけど、正直、「これ、（チャンピオンは）絶対ナイツだ」と思ったの。

土屋：あ～本当ですか！

塙：これね、自分で言うのもなんだけど、2008年のナイツの準決勝、ヤバいから（笑）

浜崎：SNSとか無いから、生で見るしかない（時代だ）けど、ナイツにはもう勝てないと（いう評判が）。

松尾：これはとりあえず、決勝8組中、4番手くらいまでに入ったら大丈夫。でも1番は無理だと。

浜崎：準決勝の前に、「めざせ2番」って言ったんですよ、吉本が。

土屋：へぇ～

浜崎:「ナイツの次に受けるの誰だ？」みたいな。そこをNON STYLE（※この回の優勝コンビ）とかが競ってたんだけど。

松尾：でもナイツも、思ったより決勝では……

塙：決勝では……

土屋：そうですね。

そしてザ・パンチは、最下位となってしまったが、当時のM-1の出場資格「結成10年以内」の上限だったため再挑戦は不可能に。そこから16年を経た今回、『THE SECOND』ファイナリストとなることができ、新たなチャンスを掴んだ2人を塙は「まさに　THE SECOND」と讃えたものの、「結成27年目でチャンス2回目って少なくないですか？」と松尾がこぼすとナイツは苦笑い。

ザ・パンチ　パンチ浜崎、ノーパンチ松尾　　ナイツ・塙宣之、土屋伸之　　平野ノラ

決勝でのネタはまだ最終決定していないと明かしたザ・パンチだが、最初に対戦するコンビ・タイムマシーン3号に対しては、決勝の日まで「体調に気を付けないで過ごしてほしい」「危険なロケに行ってほしい」と呼び掛け、スタジオ一同の笑いを誘った。